デフォルト: SYS_EXPORT_<mode>_NN
という書式のシステム生成による名前
用途
ジョブへの接続にATTACH
パラメータを使用したり、DBA_DATAPUMP_JOBS
またはUSER_DATAPUMP_JOBS
ビューを使用してジョブを指定する場合など、後続処理でエクスポート・ジョブを指定するために使用されます。
構文および説明
JOB_NAME=jobname_string
jobname_string
には、このエクスポート・ジョブの名前を、30バイト以内で指定します。これらのバイトは印字可能文字と空白を表します。空白を含む場合は、一重引用符で囲みます(たとえば、'Thursday Export'とします)。ジョブ名は、エクスポート操作を実行しているユーザーのスキーマによって暗黙的に修飾されます。ジョブ名は、マスター表の名前として使用されます(マスター表はエクスポート・ジョブを制御します)。
デフォルトのジョブ名はSYS_EXPORT_<mode>_NN
という形式で、システムによって生成されます。NN
は、01から始めて増加する2桁の整数です。デフォルト名は、'SYS_EXPORT_TABLESPACE_02'
などです。
例
次に、ジョブ名exp_job
を割り当てるエクスポート操作の例を示します。
> expdp hr DIRECTORY=dpump_dir1 DUMPFILE=exp_job.dmp JOB_NAME=exp_job NOLOGFILE=YES