ファイルの名前を指定するには、DISCARDFILE
句にディレクトリ・パスまたはファイル名(あるいはその両方)を続けます。
DISCARDFILE
句は、その後に廃棄ディレクトリ・パスまたはファイル名(あるいはその両方)が続くことを指定します。directory_path
もfilename
も必須ではありません。ただし、少なくとも1つを指定する必要があります。
directory
パラメータには、廃棄ファイルの書込み先となるディレクトリを指定します。
filename
パラメータには、使用するプラットフォームに有効なファイル名を指定します。ファイル名に空白やその他の句読点文字が含まれている場合は、一重引用符で囲む必要があります。
デフォルトのファイル名は、データ・ファイル名にデフォルトのファイル拡張子(またはファイル・タイプ).dsc
を付けたものが採用されます。廃棄ファイル名をコマンドラインから指定した場合は、制御ファイル中で指定されたファイル名よりも、コマンドラインからの指定ファイル名が優先されます。生成される廃棄ファイルと同じ名前のファイルがすでに存在する場合は、既存ファイルが上書きされるか、新しいバージョンのファイルが生成されます。どちらの処理が行われるかは、使用するオペレーティング・システムによって異なります。