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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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トリガーが存在する場合のLOB列のインポート

Oracle Database 10gでは、トリガーが正常に動作し、LOBのロード中に高いパフォーマンスが保たれるようにLOB処理が改善されています。インポート・ユーティリティでは、エクスポート時に空であるすべてのLOBがインポート後に自動的にNULLに変更されるように改善されています。

LOBがNULLではなく、空である必要があるアプリケーションを使用している場合は、インポート後に、各LOB列に対してSQL UPDATE文を発行できます。LOB列型がBLOBCLOBかによって、構文は次のいずれかになります。

UPDATE <tablename> SET <lob column> = EMPTY_BLOB() WHERE <lob column> = IS NULL;  
UPDATE <tablename> SET <lob column> = EMPTY_CLOB() WHERE <lob column> = IS NULL; 

インポートの実行後、NULLのLOB列と空のLOB列を区別する方法はありません。そのため、この情報がデータの整合性上重要である場合は、インポートの実行前にNULLのLOB列および空のLOB列を確認してください。