DBMS_METADATA
APIの取得インタフェースでは、取得するオブジェクトの種類を指定できます。種類は、特定のオブジェクト型(表、索引、プロシージャなど)または論理単位を形成する異なるオブジェクト型のコレクション(データベース・エクスポート、スキーマ・エクスポートなど)のいずれかです。デフォルトでは、フェッチされたメタデータがXML文書に返されます。
注意:
スキーマにないオブジェクトにアクセスするにはSELECT_CATALOG_ROLE
ロールが必要です。ただし、ロールは多くのPL/SQLオブジェクト(ストアド・プロシージャ、ファンクション、定義者権限API)内で無効とされます。そのため、他のスキーマのオブジェクト(一般的には、SELECT_CATALOG_ROLE
ロールを必要とするすべてのオブジェクト)内にアクセスするPL/SQLプログラムを記述する場合は、実行者権限APIにコードを入力する必要があります。
プログラム・インタフェースを使用して、簡単な参照を実行したり、アプリケーションを開発できます。システム・メタデータの非定型の問合せを行う場合は、ブラウザ・インタフェースを使用します。アプリケーションの一部として、ディクショナリ・メタデータを抽出する場合は、プログラム・インタフェースを使用します。その場合、同じことをするために現在使用しているSQLスクリプトおよびカスタマイズしたコードのかわりに、DBMS_METADATA
APIで提供されているプロシージャを使用することもできます。