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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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空白の切捨てが可能なデータ型に対するフィールド長指定

フィールド長の指定には2通りの方法があります。制御ファイルで位置指定またはデータ型および長さについてフィールド長の定数を定義した場合、そのフィールドは、事前にサイズが決まっていることになります。一方、フィールド長を事前に指定しないでレコード中のインジケータでフィールド長を決める場合は、そのフィールドを囲みデリミタまたは終了デリミタのいずれかを使用して区切ります。

開始値および終了値での位置指定は、囲みデリミタまたは終了デリミタが定義されるフィールドに対して定義されます。囲みデリミタまたは終了デリミタは無視されます。

事前にサイズが決まっているフィールド

フィールドのサイズを事前に決定するには、フィールドの開始位置と終了位置を指定するか、フィールド長を指定します。それぞれの指定例を示します。

loc POSITION(19:31) 
loc CHAR(14) 

2番目の例では、フィールド位置は指定されていませんが、フィールド長は事前に指定されています。

デリミタ付きフィールド

デリミタとは、フィールドの境界を指定する文字のことです。

囲みデリミタは、次の例("__"が空白またはタブを表す)中の引用符のように、フィールドを囲みます。

"__aa__"

一方、終了デリミタは、フィールドの終わりを示します。次の例中のカンマがこれに相当します。

__aa__, 

デリミタに使用する文字は、制御句TERMINATED BYおよびENCLOSED BYを使用して指定します。次に指定例を示します。

loc TERMINATED BY "." OPTIONALLY ENCLOSED BY '|'