制御ファイルは、SQL*Loaderが解釈できる言語で記述されたテキスト・ファイルです。制御ファイルは、データの場所、データの分析と解釈方法、データの挿入先などをSQL*Loaderに通知します。
通常、制御ファイルには、次の3つの項目が次の順序で含まれます。
セッション全体の情報
表およびフィールド・リストの情報
入力データ(オプションの項目)
制御ファイルの構文には、次の注意事項があります。
構文は、自由形式で記述できます(文は複数行になってもかまいません)。
構文の大文字と小文字は、一重引用符または二重引用符で囲まれた文字列の場合のみ区別され、それ以外では区別されません。
先頭にハイフンを2つ(--)続けて入力することによって、コメントを挿入できます。ハイフンから行の終わりまでがコメントになります。オプションである第3セクションでは、二重ハイフンがコメントとしてではなくデータとして解釈されるため、このセクションでのコメントはサポートされません。
CONSTANT
およびZONE
キーワードは、SQL*Loaderでは特別な意味があり、予約されています。競合を回避するために、表または列の名前にCONSTANT
またはZONE
という語を使用しないことをお薦めします。
関連項目:
制御ファイルの構文およびセマンティクスの詳細は、「SQL*Loader制御ファイル・リファレンス」を参照してください