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Oracle® Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71276-05
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このリリースの『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』の変更内容

この章の内容は次のとおりです。

Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)の変更内容

Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)の『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』の変更内容は次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • インメモリー列ストア

    インメモリー列ストア(IM列ストア)は任意のSGA領域です。ここには、迅速にスキャンできるように最適化された列形式で、表のコピー、パーティションおよびその他のデータベース・オブジェクトが格納されています。IM列ストアは、分析、データ・ウェアハウスおよびオンライン・トランザクション処理(OLTP)のアプリケーションのデータベース・パフォーマンスを促進します。

    インメモリー列ストアの構成を参照してください。

  • インメモリー列ストアの管理性のサポート

    SQL監視レポート、ASHレポートおよびAWRレポートが、様々なインメモリー操作の統計を表示するようになりました。

  • 強制全データベース・キャッシュ・モード

    強制全データベース・キャッシュ・モードでは全データベースをメモリー内にキャッシュできるため、全表スキャンの実行時やLOBのアクセス時にパフォーマンスが大幅に向上する可能性があります。

    「データベース・キャッシュ・モードの構成」を参照してください。

Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.1)での変更点

Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.1)の『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』の変更内容は次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • リアルタイムADDM

    リアルタイムADDMを使用すると、応答しないデータベースやハングしているデータベースの問題を、データベースを再起動せずに分析および解決できます。

    「リアルタイムADDM分析」を参照してください。

  • プログラム・グローバル領域(PGA)のサイズ制限

    PGA_AGGREGATE_LIMIT初期化パラメータを使用すると、PGAメモリー使用量に強い制限を指定できます。Oracle Databaseは、PGAメモリーを最も消費しているセッションやプロセスを終了することで、PGAサイズがこの制限を越えないようにします。

    プログラム・グローバル領域のサイズ制限を参照してください。

その他の変更

このリリースでは、次の追加変更も行われています。

  • 新しいマニュアル

    『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』は、このリリースで大幅な改訂が行われています。その結果、マニュアルの構造が大きく変わりました。現在、このマニュアルに含まれているのは、データベース自体に関係するチューニング・トピックのみです。SQL関連のチューニング・トピックはすべて、Oracle Database SQLチューニング・ガイドに移動しました。