この章にはOracle TimesTen In-Memory Databaseのライセンス情報が記載されています。この項の内容は次のとおりです。
Oracle TimesTen In-Memory Databaseは、後述のTimesTen製品コンポーネントを参照する4つのライセンス・オプションで利用できます。
Oracle TimesTen In-Memory Databaseライセンスには、次の製品コンポーネントによって提供される機能が含まれます。
TimesTen基本機能
TimesTenインメモリー解析
TimesTenレプリケーション
Oracle TimesTen Application-Tier Database Cacheのライセンスには、次の製品コンポーネントによって提供される機能が含まれます。
TimesTen基本機能
Oracle DatabaseからのTimesTenのキャッシュ
TimesTenレプリケーション
このライセンスでは、ソース・データベースにOracle Database Enterprise Editionのライセンスが必要です。
TimesTen Application-Tier Database Cache for Oracle Applicationsライセンスでは、TimesTen Application-Tier Database Cache製品で提供される機能と同じ機能が提供されます。
このライセンスはOracle Billing and Revenue Management (BRM)サーバー製品とともに使用する場合のみ使用可能です。
TimesTen In-Memory Database for Exalyticsライセンスには、次の製品コンポーネントによって提供される機能が含まれます。
TimesTen基本機能
TimesTenインメモリー解析
Oracle Exalytics In-Memory Machine上で稼働するメモリー内レポートおよび分析のためのOracle Business Intelligence (OBI)サーバーとの統合
ディスク記憶域およびフラッシュ・ストレージで持続するリレーショナル・インメモリー・データベース
ACIDプロパティによるSQL問合せ処理およびトランザクション処理
データベース操作と管理のためのユーティリティおよび組込みプロシージャ
直接リンクとクライアント/サーバー接続をサポートするJDBC、ODBC、OCI (Oracle Call Interface)、ODP.NET、PL/SQLなどのアプリケーション・プログラミング・インタフェース
TimesTenデータベース・アプリケーション開発向けSQL Developerのサポート
Oracle Enterprise Manager向けTimesTenプラグイン
後述の各項で明示的に定義されていないその他すべての機能
TimesTenデータベース間のリアルタイム・トランザクション・レプリケーション
クラシック・アクティブ・スタンバイ、アクティブ・スタンバイ・ペア、読取り専用サブスクライバによるアクティブ・スタンバイ・ペアなどのすべてのレプリケーション・トポロジ
Oracle Clusterwareを使用するTimesTenデータベース、プロセス、およびアプリケーションの自動フェイルオーバー管理。
Oracle Clusterwareを使用したアクティブ・スタンバイ・ペアの管理は、いずれかのTimesTen製品ライセンスのOracle Supportの契約が有効な場合は追加のライセンス料なしで利用できます。