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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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ハッシュ・パーティション表へのパーティションの追加

ハッシュ・パーティション表にパーティションを追加すると、データベースにより、新しいパーティションに既存のパーティション(データベースが選択)から再度ハッシュされた行が、ハッシュ関数で決定されたとおりに移入されます。その結果、表にデータが含まれる場合、ハッシュ・パーティションの追加に時間がかかる場合があります。

次の文では、表scubagearにハッシュ・パーティションを追加する2つの方法を示します。最初の文では、パーティション名がシステム生成される新しいハッシュ・パーティションが追加され、デフォルトの表領域に配置されます。2番目の文でも、新しいハッシュ・パーティションが追加されますが、そのパーティションには明示的にp_namedという名前が付けられ、表領域gear5に作成されます。

ALTER TABLE scubagear ADD PARTITION;

ALTER TABLE scubagear
      ADD PARTITION p_named TABLESPACE gear5;

次の表で説明するように、索引はUNUSABLEとマークされます。


表のタイプ 索引の動作

通常(ヒープ)

ALTER TABLE文の一部にUPDATE INDEXESを指定しない場合:

  • 新しいパーティションおよび行の再配布元の既存のパーティションのローカル索引がUNUSABLEとマークされ、再作成する必要があります。

  • すべてのグローバル索引またはパーティション・グローバル索引のすべてのパーティションがUNUSABLEとマークされ、再作成する必要があります。

索引構成

  • ローカル索引の場合、動作はヒープ表と同じです。

  • すべてのグローバル索引は使用可能なままです。