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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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パラレル・パーティション・ワイズ結合のパフォーマンスに関する考慮点

オプティマイザは、パーティション・ワイズ結合を使用するかどうかを決定する場合に、次の情報に基づいてメリットとデメリットを比較します。

パラレル結合によって、リモートI/O処理が発生する場合があります。たとえば、MPP構成で実行されるOracle Real Application Clusters環境では、一致するパーティションの組が同じノードに存在しない場合、パーティション・ワイズ結合を行うために、リモートI/Oのための追加のノード間通信が必要になります。これは、結合が実行されるノードに、少なくとも1つのパーティションを転送する必要があるためです。この場合は、パーティション・ワイズ結合を使用するより、データを明示的に再配置する方が適しています。