ブロック・サイズの異なる表領域を含むデータベースに、パーティション・オブジェクトを作成する際には注意してください。そのような表領域のパーティション・オブジェクトの記憶域は、一部の制限の対象です。特に、次に示すエンティティのすべてのパーティションは、同じブロック・サイズの表領域に存在する必要があります。
従来型の表
索引
索引構成表の主キーの索引セグメント
索引構成表のオーバーフロー・セグメント
表外に格納されているLOB
列
そのため、次のようにする必要があります。
従来型の各表では、その表のすべてのパーティションをブロック・サイズが同一の表領域に格納する必要があります。
各索引構成表では、すべての主キーの索引パーティション、およびその表のすべてのオーバーフロー・パーティションが、ブロック・サイズが同一の表領域に存在する必要があります。ただし、索引パーティションおよびオーバーフロー・パーティションは、ブロック・サイズが異なる表領域に存在してもかまいません。
各索引(グローバルまたはローカル)では、その索引の各パーティションはブロック・サイズが同一の表領域に存在する必要があります。ただし、同じオブジェクトに定義されている異なる索引のパーティションは、ブロック・サイズが異なる表領域に存在してもかまいません。
各LOB
列では、その列の各パーティションをブロック・サイズが同一の表領域に格納する必要があります。ただし、異なるLOB
列は、ブロック・サイズが異なる表領域に格納してもかまいません。
パーティション表またはパーティション索引を作成または変更するとき、各エンティティのパーティションとサブパーティションに明示的に指定する表領域は、同じブロック・サイズであることが必要です。表領域記憶域をエンティティに明示的に指定しない場合、データベースがデフォルトで使用する表領域は、同じブロック・サイズである必要があります。そのため、パーティション・オブジェクトの各レベルのデフォルト表領域を把握している必要があります。