ALTER
TABLE
文のMOVE
PARTITION
句は、次のような場合に使用します。
データを再クラスタリングして断片化を減らす場合
別の表領域にパーティションを移動する場合
作成時属性を変更する場合
表圧縮を使用してデータを圧縮形式で保存する場合
通常は、ALTER
TABLE
/INDEX
MODIFY
PARTITION
文を使用して、一度にパーティションの物理記憶域属性を変更できます。ただし、TABLESPACE
などの一部の物理属性は、MODIFY
PARTITION
を使用して変更できません。そのような場合には、MOVE
PARTITION
句を使用します。表圧縮などのその他の属性を変更すると、既存のデータではなく、後続の記憶域のみが影響されます。
移動するパーティションにデータが含まれる場合は、次の表で説明するように、索引はUNUSABLE
とマークされます。
表のタイプ | 索引の動作 |
---|---|
通常(ヒープ) |
|
索引構成 |
移動するパーティションに定義された任意のローカルまたはグローバル索引は、主キー・ベースの論理行IDであるため使用可能なままです。ただし、これらの行IDの不確定情報は不適切になります。 |
この項の内容は次のとおりです。
関連項目
ALTER
TABLE
MOVE
文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。
表およびパーティションの移動の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。