デフォルトの物理属性は、CREATE INDEX文でパーティション索引を作成する際に初期指定されます。パーティション索引自体に対応するセグメントはないので、これらの属性はメンバー・パーティションの物理属性を導出する際にのみ使用されます。デフォルトの物理属性は、ALTER INDEX MODIFY DEFAULT ATTRIBUTESを使用して後から変更できます。
CREATE INDEXで作成されるパーティションの物理属性は、次のようにして決定されます。
索引に指定される(明示的またはデフォルト)物理属性の値が使用されるのは、対応するパーティション属性の値が指定されない場合です。LOCAL索引のパーティションのTABLESPACE属性の扱いは、このルールの重要な例外です。つまり、ユーザー指定のTABLESPACE値(パーティション・レベルと索引レベルの両方)がない場合、基礎となる表の対応するパーティションの物理属性の値が使用されます。
ALTER TABLE ADD PARTITIONの処理中に作成されるローカル索引のパーティションの物理属性(前項で説明したTABLESPACE以外)は、各索引のデフォルトの物理属性に設定されます。
ALTER TABLE SPLIT PARTITIONで作成される索引パーティションの物理属性(TABLESPACE以外)は、次のようにして決定されます。
分割される索引パーティションの物理属性の値が使用されます。
既存の索引パーティションの物理属性は、ALTER INDEX MODIFY PARTITIONおよびALTER INDEX REBUILD PARTITIONで変更できます。その結果の属性は、次のようにして決定されます。
新しい値が指定されていない場合は、文が発行される前のパーティションの物理属性の値が使用されます。ALTER INDEX REBUILD PARTITION SQL文で、パーティションが含まれる表領域を変更できます。
ALTER INDEX SPLIT PARTITIONで作成されるグローバル索引パーティションの物理属性は、次のようにして決定されます。
新しい値が指定されていない場合は、分割されるパーティションの物理属性の値が使用されます。
索引のすべてのパーティションの(デフォルト値を持つ)物理属性は、ALTER INDEXで変更できます。たとえば、ALTER INDEX indexname NOLOGGINGは、indexnameのすべてのパーティションのロギング・モードをNOLOGGINGに変更します。
パーティションの追加や索引の再作成の詳しい例は、「パーティションの管理」を参照してください。