XMLType
およびオブジェクトの表や列を使用するときにパーティション化すると、パーティション化の一般的な利点が得られます。つまり、表および索引をより細かい単位に分割できるため、これらのデータベース・オブジェクトの管理やアクセスをよりきめ細かいレベルで行えるようになります。
XMLType
表、すなわちXMLType
列を含む表を、リスト、レンジまたはハッシュ・パーティション化を使用してパーティション化すると、データに含まれるOrdered Collection Table(OCT)もデフォルトで自動的にパーティション化されます。このような同一レベル・パーティション化では、OCTのパーティション化は親(実)表のパーティション化方法に従って行われます。実表の各パーティションに対して、対応するコレクション表パーティションがあります。子要素は、その親要素の実表パーティションに対応するコレクション表パーティションに格納されます。
ネストした表を含む表をパーティション化する場合、Oracle Databaseは、ネストした表をパーティション化する方法の基礎として元の実表のパーティション化方法を利用します。このように、ネストした表の各パーティションに実表の1パーティションを対応させるパーティション化は、同一レベル・パーティション化と呼ばれます。デフォルトでは、ネストした表は、実表がパーティション化されるときに自動的にパーティション化されます。ただし、OCTまたはネストした表ではコンポジット・パーティション化はサポートされないので注意してください。
XMLType
表のパーティション化の詳細は、「XMLTypeおよびオブジェクトのコレクションのパーティション化」を参照してください。
関連項目:
『Oracle Databaseオブジェクト・リレーショナル開発者ガイド』
ネストした表の構文は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。