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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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パラレル実行サーバーのプール

インスタンスが起動すると、Oracle Databaseによって、パラレル操作に使用可能なパラレル実行サーバーのプールが作成されます。初期化パラメータPARALLEL_MIN_SERVERSによって、Oracle Databaseがインスタンス起動時に作成するパラレル実行サーバーの数が指定されます。

パラレル操作を実行するとき、パラレル実行コーディネータは、パラレル実行サーバーをプールから獲得して操作に割り当てます。必要であれば、Oracle Databaseは操作のためにパラレル実行サーバーを追加作成することもできます。これらのパラレル実行サーバーは、実行の間は操作とともにあります。文が処理されると、パラレル実行サーバーはプールに戻ります。

パラレル操作の数が増えると、着信リクエストを扱うためにOracle Databaseによって追加のパラレル実行サーバーが作成されます。ただし、初期化パラメータPARALLEL_MAX_SERVERSで指定された値を超えるパラレル実行サーバーが、1つのインスタンスに対して作成されることはありません。

パラレル操作の数が減ると、一定期間アイドル状態になっていたパラレル実行サーバーがOracle Databaseによって停止されます。パラレル実行サーバーのアイドル状態が長く続いても、プールのサイズがPARALLEL_MIN_SERVERSの値よりも小さくなることはありません。