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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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表の圧縮とパーティション化の例

次の文では、表salesの既存のパーティションsales_q1_1998が移動および圧縮されます。

ALTER TABLE sales
  MOVE PARTITION sales_q1_1998 TABLESPACE ts_arch_q1_1998 COMPRESS;

または、次のようにハイブリッド列圧縮(HCC)を選択できます。

ALTER TABLE sales
  MOVE PARTITION sales_q1_1998 TABLESPACE ts_arch_q1_1998
  COMPRESS FOR ARCHIVE LOW;

MOVE文を使用すると、パーティションsales_q1_1998のローカル索引が使用不可になります。ローカル索引は、次のように、後で再作成する必要があります。

ALTER TABLE sales
  MODIFY PARTITION sales_q1_1998 REBUILD UNUSABLE LOCAL INDEXES;

ユーザーが表にアクセスすることで悪影響が生じないように、操作全体を自動的に完了させるために、MOVE文にUPDATE INDEXES句を含めることもできます。

次の文では、既存の2つのパーティションが、別の表領域に新しい圧縮パーティションとしてマージされます。ローカル・ビットマップ索引は、次のように、後で再作成する必要があります。

ALTER TABLE sales MERGE PARTITIONS sales_q1_1998, sales_q2_1998 
  INTO PARTITION sales_1_1998 TABLESPACE ts_arch_1_1998 
  COMPRESS FOR OLTP UPDATE INDEXES;

パーティション管理操作の詳細と例は、「パーティションの管理」を参照してください。

関連項目:

  • 表の圧縮を使用するときに圧縮率を予測する方法の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。

  • SQLの構文は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。

  • ハイブリッド列圧縮の詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。ハイブリッド列圧縮は、特定のOracleストレージ・システムの機能です。

  • オンライン再定義を使用した圧縮レベルの変更の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。