ユーザーに対してリソース・コンシューマ・グループを設定することで、所定のユーザーが使用可能な並列処理の量を制限できます。これは、1ユーザーまたは1ユーザー・グループが使用できる、セッション数、同時ログオンおよびパラレル・プロセス数を制限するために行います。
パラレル実行文を処理する各問合せサーバー・プロセスは、セッションIDを使用してログオンしています。各プロセスは、ユーザーの同時セッションの制限に対してカウントされます。たとえば、あるユーザーが使用できるパラレル実行プロセスを10個に制限するには、ユーザーの制限を11に設定します。1プロセスがパラレル実行コーディネータ用、その他の10プロセスが2セットの問合せサーバーを構成します。こうすると、パラレル実行コーディネータが1セッション、パラレル実行プロセスが10セッションを使用できます。
関連項目:
ユーザー・プロファイルを使用したリソースの管理の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください
GV$
ビューの問合せの詳細は、『Oracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください