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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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コンシューマ・グループを使用したユーザーに対するリソース数の制限時期

ユーザーに対してリソース・コンシューマ・グループを設定することで、所定のユーザーが使用可能な並列処理の量を制限できます。これは、1ユーザーまたは1ユーザー・グループが使用できる、セッション数、同時ログオンおよびパラレル・プロセス数を制限するために行います。

パラレル実行文を処理する各問合せサーバー・プロセスは、セッションIDを使用してログオンしています。各プロセスは、ユーザーの同時セッションの制限に対してカウントされます。たとえば、あるユーザーが使用できるパラレル実行プロセスを10個に制限するには、ユーザーの制限を11に設定します。1プロセスがパラレル実行コーディネータ用、その他の10プロセスが2セットの問合せサーバーを構成します。こうすると、パラレル実行コーディネータが1セッション、パラレル実行プロセスが10セッションを使用できます。

関連項目:

  • ユーザー・プロファイルを使用したリソースの管理の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください

  • GV$ビューの問合せの詳細は、『Oracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください