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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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時間隔パーティション化

時間隔パーティション化は、表に挿入されたデータが既存のすべてのレンジ・パーティションを超える場合に、指定された間隔のパーティションを自動的に作成するようデータベースに指示するレンジ・パーティション化の拡張機能です。少なくとも1つのレンジ・パーティションを指定してください。レンジ・パーティション化キーの値は、遷移ポイントと呼ばれるレンジ・パーティションの値の上限を決定します。値が遷移ポイントを超えるデータのために、データベースによって時間隔パーティションが作成されます。各時間隔パーティションの下限は、前の範囲つまり時間隔の上限であり、そのパーティションには含まれません。

たとえば、間隔が月単位の時間隔パーティション表を作成し、遷移ポイントを2007年1月に設定した場合、2007年1月の間隔の下限は2007年1月1日です。2007年7月の間隔の下限は、2007年6月のパーティションがすでに作成されているかどうかに関係なく2007年7月1日です。

単一レベルの時間隔パーティション表と次に示すコンポジット・パーティション表を作成できます。

時間隔パーティション化では、レンジ・パーティション化の機能のサブセットがサポートされます。時間隔パーティション化を使用する際の制約の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。