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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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レンジ・パーティション表のパーティションの分割

ALTER TABLE SPLIT PARTITION文を使用して、レンジ・パーティションを分割します。パーティションの分割点である、パーティションのレンジ内のパーティション化キー列の値を指定します。結果の新しい2つのパーティションの1つ目には、パーティション化キー列の値が、指定された値より小さいものをマッピングする元のパーティションのすべての行が含まれます。2つ目のパーティションには、パーティション化キー列値が、指定された値以上のものをマッピングするすべての行が含まれます。

分割の結果である2つのパーティションに、オプションで新しい属性を指定できます。表にローカル索引が定義されている場合、この文では、各ローカル索引の一致するパーティションも分割されます。

次の例のfee_katyは、表vet_catsのパーティションです。この表にはローカル索引jaf1があります。この表にはグローバル索引vetもあります。vetには2つのパーティションvet_partavet_partbが含まれます。

パーティションfee_katyを分割して索引パーティションを再作成するには、次の文を発行します。

ALTER TABLE vet_cats SPLIT PARTITION 
      fee_katy at (100) INTO ( PARTITION
      fee_katy1, PARTITION fee_katy2);
ALTER INDEX JAF1 REBUILD PARTITION fee_katy1;
ALTER INDEX JAF1 REBUILD PARTITION fee_katy2;
ALTER INDEX VET REBUILD PARTITION vet_parta;
ALTER INDEX VET REBUILD PARTITION vet_partb;

注意:

新しいパーティションの名前を指定しない場合、データベースにより、SYS_Pnという書式の名前が割り当てられます。データ・ディクショナリを調査して、新しいローカル索引パーティションに割り当てられた名前を検出できます。それらの名前を変更する必要がある場合もあります。指定しない属性は、元のパーティションから継承されます。