CLOSE (実行可能埋込みSQL)

CLOSEの用途

カーソルのオープン時に取得したリソースを解放し、解析ロックを解除して、カーソルを使用禁止にします。

CLOSEの前提条件

カーソルまたはカーソル変数がオープンの状態で、MODE=ANSIであることが必要です。

CLOSEの構文

図GUID-1DD1F066-25AE-4097-BAEC-840FF6B8CB95-print.epsの説明

CLOSEのキーワードおよびパラメータ

cursor

クローズするカーソル。

cursor_variable

クローズするカーソル変数。

CLOSEの使用上の注意

クローズしたカーソルからは行をフェッチできません。カーソルを再オープンするには、そのカーソルがクローズされている必要はありません。HOLD_CURSORおよびRELEASE_CURSORのプリコンパイラ・オプションによって、CLOSEコマンドの効果が変わります。これらのオプションの詳細は、Oracleプリコンパイラの実行を参照してください。

CLOSEの例

この例では、CLOSEコマンドの使用方法を示しています。

EXEC SQL CLOSE emp_cursor;

CLOSEの関連トピック

DECLARE CURSOR(埋込みSQLディレクティブ)、OPEN(実行可能埋込みSQL)およびPREPARE(実行可能埋込みSQL)