ユーザー・イグジットとは、特別な目的の処理を実行するために作成するホスト言語のサブルーチンのことで、SQL*Formsによってコールされます。ユーザー・イグジットにSQLコマンドやPL/SQLブロックを埋め込み、ホスト・プログラムの場合と同様にこれをプリコンパイルできます。
SQL*Formsトリガーからコールすると、ユーザー・イグジットが実行され、SQL*Formsにステータス・コードが戻されます(図11-1を参照)。ユーザー・イグジットでは、SQL*Formsステータス行へのメッセージの表示、フィールド値の取得と設定、Oracleデータの操作、高速計算および表参照、さらには別のデータベースへの接続もできます。