Oracleプリコンパイラを使用すると、アプリケーション・プログラムに柔軟なSQLを組み込むことができます。CやCOBOLなどの普及している高水準言語でSQLを使用できます。便利で使用しやすいインタフェースにより、アプリケーションからOracleに直接アクセスできます。
多くのアプリケーション開発ツールとは異なり、Oracleプリコンパイラでは、アプリケーションを高度にカスタマイズできます。たとえば、最新のウィンドウ機能およびマウス技術を取り込んだユーザー・インタフェースを作成できます。また、ユーザーとの対話なしに、バックグラウンドで実行するアプリケーションも作成できます。
さらに、Oracleプリコンパイラは、アプリケーションの微調整に役立ちます。リソースの使用状況、SQL文の実行状況および各種ランタイム・インジケータを綿密に監視できます。得られた情報に基づいて、最大のパフォーマンスが実現できるようにプログラムのパラメータを調整できます。