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Oracle® GoldenGate Veridataユーザーズ・ガイド
12c (12.1.3)
E59464-01
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3 ジョブの操作

この章では、ジョブの実行方法および比較レポートの使用方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

3.1 ジョブの概要

グループおよび比較ペアをジョブに構成すると、これらのジョブを実行できます。Oracle GoldenGate Veridataでは、指定されたジョブの実行中に処理されるグループと比較ペア、および使用するランタイム・パラメータを制御できます。ジョブの実行中に、現在の実行および終了した実行のビューに簡単にアクセスできます。

比較時間の見積り

ジョブの実行

実行中のジョブの表示

終了したジョブの表示

3.2 比較時間の見積り

表が大きい場合、完全比較の実行前に、比較にかかる時間の見積りが必要にあることがあります。見積りを取得するには、限られた行数のテスト比較を実行します。たとえば、表に1億行ある場合は、最初の100万行で比較を実行し、その時間に100を乗算します。

比較する行数を指定する手順

  1. ナビゲーション・ペインで、「Profile Configuration」をクリックします。

  2. リストで、ジョブにリンクされるプロファイルの名前をクリックします(または、選択して「Edit」をクリックします)。「Edit Profile」ページが表示されます。

  3. 「Initial Compare」をクリックします。

  4. 「General」で、「Limit Number of Input Rows」設定の「Use Default」ボックスを選択解除し、比較する行数を入力します。

  5. テスト比較を実行したら、「Limit Number of Input Rows」を完全比較実行のデフォルト戻します。

3.3 ジョブの実行

ジョブは、「Run/Execute Job」ページから実行されます。前に構成したジョブは、このページから実行できます。ジョブの実行前に、その時間の見積りが必要になる場合があります(「比較構成時間の見積り」を参照)。

変更なしのジョブの実行

  1. 「Job」で、ドロップダウン・リストからジョブを選択するか、「Browse」ボタンをクリックして、「Select a Job」ページを開きます(フィルタを使用して選択項目を制約できます)。

    • (オプション)「Filters」で、「Names Like」または「Names Not Like」に文字列を入力して、含めるジョブまたは除外するジョブの名前を指定し、「Apply Filter」をクリックして、選択したジョブを表示します。

    • 「Select」列をクリックして、リストからジョブを選択します。一度に開始できるジョブは1つのみです。

    • 「Select」ボタンをクリックして、ジョブを選択し、「Select a Job」ページを閉じます。

  2. (オプション)「Job Profile」で、プロファイルを選択します(このジョブにリンクされるプロファイルを上書きする場合)。ドロップダウン・リストから選択するか、「Browse」ボタンをクリックして、「Select a Profile」ページを開くことができます(フィルタが表示されます)。

    • (オプション)「Filters」で、「Names Like」または「Description Like」に文字列を入力して、名前または説明の文字列に基づいて、含めるプロファイルを指定し、「Apply Filter」をクリックして、選択したプロファイルを表示します。

    • 使用するプロファイルの名前の横の「Select」列をクリックします。

    • 「Select」ボタンをクリックして、プロファイルを選択します。

  3. 「Run Job」をクリックします。デフォルトでは、選択したジョブにリンクされている比較ペアの名前が「Compare Pairs」リストに表示されていない場合でも、すべての比較ペアが処理されます。

ジョブの実行前の変更

ジョブおよび(オプションの)プロファイルを選択したら、「Retrieve Compare Pair List」をクリックします。ジョブのすべての比較ペアが「Compare Pairs」リストに表示され、デフォルトですべて選択されます。

比較ペアは、その比較グループ含むグループに従って構成され、グループはアルファベット順でリストされます(例は、「「Run/Execute Job」ページでのグループの表示内容」を参照してください)。

リスト列について:

次の情報は「Compare Pairs」リストに表示されます。この情報により、ジョブ構成を調整できます。

  1. 必要に応じて、リストをフィルタします。

    比較ペアのリストをフィルタするには、「Filters」を展開して、フィルタ・オプションを表示します。比較ペアのリストは、次に基づいてフィルタできます。

    • Group Names Like: 検索文字列を入力して、その文字列を含む名前を表示します。

    • Compare Pairs: 前の比較ステータスに基づいて、比較ペアをフィルタできます。

    • Compare Pair Name Like: 文字列を入力して、比較ペアの名前でフィルタします。

    • Source Table Name Like: 文字列を入力して、ソース表またはファイルの名前でフィルタします。

    • Target Table Name Like: 文字列を入力して、ターゲット表またはファイルの名前でフィルタします。

    フィルタ基準を指定したら、「Apply Filter」をクリックします。デフォルトでは、フィルタで返されるすべての項目が処理対象として選択されます。

  2. このジョブで処理する比較ペアを選択します。

    • リスト(すべてのグループ)のすべての比較ペアを選択するには、「All」チェック・ボックスにチェック・マークが表示されていることを確認します。(このボックスは、「Compare Pairs」ヘッダーのすぐ上にあります。)このアクションの影響を受けるのは、フィルタで除外された比較ペアではなく、リストにある比較ペアのみです。

    • リストのすべての比較ペアを選択解除するには、「All」を選択解除します。選択されているペアと選択されていないペアがある場合に、すべてを選択解除するには、「All」を2回クリックします(1回クリックするとすべて選択され、2回クリックするとすべて選択解除されます)。

    • 指定されたグループにあるすべての比較ペアを選択するには、グループの名前の下にある、「Select」ボックスを選択します。

    • 個別の比較ペアを含めるか除外するには、名前の横の「Select」ボックスを選択または選択解除します。

    大きいリストのナビゲーションの詳細は、「ページ・ビューの管理」を参照してください。

  3. 行パーティションを構成または上書きするには、「Row Partitions」列の「Configure」をクリックして、行パーティション・エディタを開きます。

  4. デフォルトのジョブ属性およびプロファイル・パラメータを変更するには、「Set Override Run Options」リンクをクリックして、「Run Options」ページに移動します(「実行オプションの構成」を参照)。


    注意:

    「Command Line To Be Used」ボックスは、このジョブの実行に使用される基礎となるVericomコマンドを示します。Vericomの詳細は、『Oracle GoldenGate Veridata管理者ガイド』を参照してください。


  5. (NonStopプラットフォーム)このジョブの比較ペアでデルタ処理が有効の場合、「Delta Processing Enabled」チェック・ボックスが表示されます。デルタ処理を無効にするには、チェック・ボックスを選択解除します。

  6. 「Run Job」をクリックします。

ジョブの実行の結果

処理対象として選択したグループは、リストに表示されている順序でスケジュールされますが、その順序で処理されない場合があります。各グループの処理にかかる時間は、そのグループのサイズ、データベースをホストしているオペレーティング・システム、データベースの速度、使用可能なシステムリソースとそのアクティビティ、およびその他の各要因によって異なります。Oracle GoldenGate Veridataでは、マルチスレッドの処理を使用するため、グループの実行は順不同で開始される場合があります。これは正常です。特定のグループをすぐに開始するには、専用のジョブに割り当て、他のジョブの前に、そのジョブを実行します。

ジョブを実行すると、Oracle GoldenGate Veridata Webからログアウトしてもそのまま実行されます。再度ログインすると、ジョブがまだ実行されている場合は現在の統計が表示され、ジョブが終了した場合は結果が表示されます。

関連項目

実行中のジョブの表示

終了したジョブの表示

比較レポートの使用

3.3.1 比較時間の見積り

表が大きい場合、完全比較の実行前に、比較にかかる時間の見積りが必要にあることがあります。見積りを取得するには、限られた行数のテスト比較を実行します。たとえば、表に1億行ある場合は、最初の100万行で比較を実行し、その時間に100を乗算します。

比較する行数を指定する手順

  1. ナビゲーション・ペインで、「Profile Configuration」をクリックします。

  2. リストで、ジョブにリンクされるプロファイルの名前をクリックします(または、選択して「Edit」をクリックします)。「Edit Profile」ページが表示されます。

  3. 「Initial Compare」をクリックします。

  4. 「General」で、「Limit Number of Input Rows」設定の「Use Default」ボックスを選択解除し、比較する行数を入力します。

  5. テスト比較を実行したら、「Limit Number of Input Rows」を完全比較実行のデフォルト戻します。

3.3.2 「Run/Execute Job」ページでのグループの表示内容

この例では、BookstoreとBookstoreReportingの2つのグループがあります。

image1.gifの説明が続きます。
図image1.gifの説明

3.3.3 行パーティションの上書き

既存の行パーティションを選択する手順

  1. 現在アクティブなパーティションの横の「Use」列にチェック・マークが表示されています。別のものを選択するには、その名前の横の「Select」列をクリックします。

  2. 「Edit」をクリックします。

  3. 「Row Partition Configuration」で、「Use At Runtime」を選択します。

  4. 「Apply」をクリックします。このパーティションの横の「Use」にチェック・マークが表示されます。

  5. 「OK」をクリックして、「Compare Pair Row Partitions」ウィンドウを閉じます。

新しい行パーティションを指定する手順

  1. 「Source」または「Target」で「New」をクリックします。「Row Partition Configuration」の「Name」ボックスに、"Override_Partition_<n>"の名前(<n>は順序番号)が表示されます。パーティションのオーバーライド名はカスタマイズできません。

  2. 次の内の1つを実行します。

    • SQL表: 「SQL Predicate Statement」フィールドに、述部文を入力します。SQL述部とは、WHEREキーワードに続く条件文です(例: LAST_NAME BETWEEN "A" AND "M")。WHEREキーワードは、実行時にOracle GoldenGate Veridataによって自動的に追加されるため、入力しないでください。

    • Enscribe: Enscribeパーティションの場合は、開始キー値をStart Keyの後、終了キーをEnd Keyの後に入力します。キーがASCII形式の場合は、「Is ASCII」の横のチェック・ボックスを選択します。デフォルトは16進形式です。

  3. (オプション)「Use At Runtime」をクリックして、このパーティションをこのジョブ実行のアクティブなパーティションにします。

  4. 「Apply」をクリックします。新しいパーティションの名前は、「Row Partitions」リストに表示され、パーティション定義が表示されます。

  5. これらの手順を繰り返して、別のパーティションを作成します。


    注意:

    ソースおよびターゲット・オブジェクトごとに作成できる上書きパーティションは1つのみです。


  6. 「OK」をクリックして、パーティション・エディタを閉じます。

3.3.4 実行オプションの構成

ジョブ・プロファイルに構成された実行設定を上書きするには、「Run Options」ページを使用します。デフォルトでは、すべてのパラメータが「Use Profile」に設定されます。

実行オプションを変更する手順

  1. 「Use Profile」ボックスを選択解除します。

  2. 「Value」で、変更を行います。


    注意:

    パラメータがトグル'(有効または無効)の場合、「Value」の下のチェック・マークは、それが有効であることを示します。


  3. 「OK」をクリックします。


注意:

その他の処理オプションは、「Profile Configuration」ページに移動して指定できます。


3.3.4.1 パラメータの詳細

  • General (No Comparisons Performed)

    指定された実行のこれらの項目は相互に排他的であるため、1つのみを選択します。

    • Review Previous Out-Of-Sync Results: 非同期ファイルに格納された情報に基づき、前の実行で非同期であった行のみ比較します。Oracle GoldenGate Veridataでは、これらの行を現在の状態に対して比較します。結果では、レプリケーションまたは別のメソッドで同期に戻された行が識別されます。デフォルトでは、このパラメータは無効になっています。「Value」を選択して有効にします。

    • Generate Out-Of-Sync XML from Previous Run: 前の実行からのOOSファイルに基づいて、OOSXMLファイルを生成します。OOSファイルからのすべての行でXMLを生成します。このファイルのXMLは、XMLエディタで非同期情報を表示するなど、独自のプロセスに使用できます。デフォルトでは、このパラメータは無効になっています。「Value」を選択して有効にします。このパラメータが有効の場合、「Review Previous Out-Of-Sync Results」は無視されます。

  • Profile Setting Overrides

    • Max Concurrent Comparison Threads: 使用する同時処理スレッドの数を指定します。サーバー・システム上にプロセッサがあるため、同じ数のスレッドまで使用できます。

    • Delay Confirm-Out-Of-Sync By (seconds): レプリケーション遅延を考慮して指定した秒数だけ確認手順を遅らせます。確認手順を遅らせると、更新済みソース値のレプリケーションが間に合わなかったために発生する非同期結果のFalse数が減ります。

    • Perform Confirm-Out-Of-Sync Step: 確認手順を実行するかどうかを制御します。デフォルトでは、実行されます。「Value」の下のチェック・ボックスを選択解除して、確認手順をスキップし、初回(行ハッシュ)比較のみを実行します。ソース表のアクティビティが停止、またはレプリケーションでターゲット表を連続して更新できないなど場合は、確認手順をスキップできます。

    • Out-Of-Sync Output Format: 非同期行の情報がディスクのOOSファイルにどのように書き込まれるかを制御します。デフォルトはバイナリ形式で、Oracle GoldenGate Veridata Webユーザー・インタフェース・ブラウザと互換性があります。出力オプションを変更するには、「Value」で次のいずれかを選択します。

      • XMLのみに出力するには、「XML」を選択します。

      • バイナリおよびXMLの両方の形式で出力するには、「Both」を選択します。

      • 非同期出力を抑止するには、「None」を選択します。

    • Maximum Size of Each Out-Of-Sync XML Chunk (Rows): XMLベースのOOSレポート・チャンクに書き込まれる非同期行の数を制限します。1つのファイルが大きくなりすぎてシステム・リソースに影響するのを防ぐため、OOSファイルは、実際は複数のファイルとして書き込まれます。チャンクを使用すると、定期的にアーカイブまたはパージして、古くなったファイルを削除できます。指定した行数が書込まれると現在のファイルは閉じられ、新規ファイルが開きます。

  • Tracing

    • Trace Agent Rowhash: 初回比較手順のトレースをオンに設定します。

    • Trace Agent COOS: 確認手順のトレースをオンに設定します。

    • Trace Server: Oracle GoldenGate Veridataサーバーのトレースをオンに設定します。値を選択または入力して、目的のトレース・レベルを設定します。このレベルが高いほど、トレース・データがより詳細になります。

    デフォルトでは、すべてのトレースがオフになっています。

3.4 実行中のジョブの表示

実行中のジョブに関してリアルタイムに近い情報を表示するには、「All Running Jobs」ページを使用します。このページにアクセスするには、ナビゲーション・ペインの「Running Jobs」をクリックします。

チャート・ビューの使用

チャート・ビューには、実行中のすべてのジョブに含まれるすべての比較ペアの集計ステータスが表示されます。

リスト・ビューの使用

リスト・ビューには、実行中の比較の統計およびステータス状態が表示されます。デフォルトでは、リストはジョブのコンテキスト内にユニットとして構成されます。リストをフィルタして、グループまたは比較ペア、および比較ステータス別に構成できます。

このリストをフィルタする方法の詳細:

「Running Jobs」リストのフィルタ・オプションをすべて表示するには、「Filters」を展開します。

ドリルダウン

リスト内の名前をクリックし、選択したビューに基づいて、特定のジョブ、グループまたは比較ペアの詳細を表示します。

関連項目

終了したジョブの表示

ユーザー・プリファレンスの設定

3.4.1 一般的なタスクの管理

頻繁に作業するジョブおよびタスクのリンクを格納するには、お気に入りマネージャを使用します。お気に入りは、Oracle GoldenGate Veridataリポジトリにユーザー・プロファイルの一部として格納されます。お気に入りは、自分のみが利用可能で、Oracle GoldenGate Veridata Webユーザー・インタフェース・アプリケーションのページ(画面の左下側)に表示されます。

Webブラウザのお気に入りやブックマークと同様、お気に入りのリンクをクリックすると、ナビゲーションやフィルタリングを必要とせずに、基礎となるジョブまたはタスクに直接移動できます。たとえば、マップする表が大量にあり、タスクの一部を今日完了して、残りのタスクを明日に完了したい場合は、その日の作業をリポジトリに保存して、マッピング・ページをショートカット・リストに保存します。翌日に、ナビゲーション・ペインからタスクに移動することなく、お気に入りのリンクをクリックします。同様に、ジョブを頻繁に実行する場合は、お気に入りのジョブとして追加し、「Run/Execute Job」ページから実行するのではなく、お気に入りのリンクをクリックします。

3.4.1.1 お気に入りのジョブの使用

頻繁に作業するジョブのリンクを格納するには、お気に入りマネージャの「Jobs」セクションを使用します。このセクションには、ジョブのみを追加できます。グループまたは比較ペアを追加しようとすると、コンテナ・ジョブの名前がお気に入りに追加されます。

お気に入りのジョブは、「Edit Job」ページおよび「Details For Finished Job」ページから追加できます。

これらのお気に入りのジョブのみを表示するには、ホーム・ページのユーザー・プリファレンスを設定します。

お気に入りのジョブに使用可能な最新データが常に表示されます。たとえば、ジョブの実行が終了すると、「Finished Jobs」ページに表示されるのと同じデータが表示されます。

お気に入りのジョブを追加する手順:

お気に入りマネージャの「Jobs」の横にある「Add」リンクが表示されたら(表示された場合のみ)、お気に入りのジョブを追加できます。

ジョブを「Jobs」リストに追加するには、「Jobs」の横の「Add」リンクをクリックします。ジョブの名前が「Jobs」セクションに表示されます。

3.4.1.2 ショートカットの使用

特定のオブジェクト、前のジョブ、グループ、レポートまたはその他のワークフロー・オブジェクトへのリンクを格納するには、お気に入りマネージャの「Shortcuts」セクションを使用します。

ジョブを「Jobs」リストに追加して、「Shortcuts」リストにも追加することはできません。ただし、そのジョブの別の実行は「Shortcuts」リストに保存できます。終了したジョブを「Shortcuts」リストに追加する場合は、履歴から最新の実行または特定の実行にリンクで移動するかを制御できます。

お気に入りのショートカットを追加する手順:

お気に入りマネージャの「Shortcuts」の横にある「Add」リンクが表示されたら(表示された場合のみ)、お気に入りのショートカットを追加できます。ショートカットを「Shortcuts」リストに追加するには、次の手順に従います。

  1. 「Shortcuts」の横の「Add」リンクをクリックします。「Add to Favorites」ダイアログ・ボックスが表示され、オブジェクトの名前が「Task Data」ボックスに表示されます。

  2. 説明を「Description」ボックスに入力します。空白を使用できます。重要この説明は、「Shortcuts」リストに表示されるため、簡潔にすることをお薦めします。

  3. (終了したグループ、ジョブまたは比較ペアのみ)「Task Type」では、次のいずれかを選択できます。

    • 終了したジョブ、グループまたは比較ペアの最新ステータスまたはデータを常に表示するには、「Always Use Latest Data」を選択します。オブジェクトのステータスが変更されると、現在の状態が常に表示されます(例: ジョブの最新の実行)。これは、ジョブ、グループまたは比較ペアではないオブジェクトの強制デフォルトです。

    • 終了したジョブ、グループまたは比較ペアのステータスまたはデータの統計スナップショットを作成するには、「Use Data At This Specific Point In Time」を選択します。1つ以上のスナップショット・ビューを作成すると、比較の実行を比較する場合に便利です。終了した同じオブジェクトのスナップショットごとに、異なる名前を指定する必要があります。たとえば、3月末と6月末に実行した同じジョブに対して、ALL_3_31の名前のショートカットとALL_6_30の名前のショートカットを作成できます。

3.4.1.3 ジョブおよびショートカットの編集

保存したジョブまたはショートカットのプロパティを編集できます。編集プロパティは、お気に入りのタイプに応じて、少し異なる場合があります。

お気に入りのジョブまたはショートカットを編集する手順:

  1. お気に入りマネージャで、編集するオブジェクトが含まれる「Jobs」または「Shortcuts」セクションのヘッダー・バーにある「Edit」をクリックします。「Favorites Task」リストが表示されます。「Favorites」列には、お気に入りの項目のタイプ(「Job」または「Shortcut」)が表示されます。

  2. 必要に応じて、「Filter」を展開し、次の属性の1つまたは両方に基づいてリストをフィルタします。

    • 「Description」を使用して、ジョブまたはショートカットの名前に基づいてフィルタします。ワイルドカードは使用しないでください。

    • (ショートカットのみ)「Use Task Type Like」を使用して、タイプ(「Always Use Latest Data」または「Use Data at This Specific Point in Time」)に基づいて、ショートカットをフィルタします。「Description」フィルタと「Task Type」フィルタを組み合せると、ショートカットとして保存した1つ以上のジョブ、グループまたは比較ペアのすべてのスナップショットをすぐに特定できます。

  3. 次のいずれかの操作を実行します。

    • ジョブまたはショートカットを編集するには、リストの「Description」列の名前をクリックし、「Task Detail」ページで変更します。

    • ジョブまたはショートカットを削除するには、リスト内の名前の横にある「Select」列をクリックし、「Delete」をクリックします。

3.4.2 ジョブの編集

ジョブの属性を変更するには、「Edit Job」ページを使用します。このページにアクセスする手順

  1. ナビゲーション・ペインで、「Job Configuration」をクリックします。

  2. 「Existing Jobs」リストで、ジョブの名前をクリックするか、「Select」列で選択して、「Edit」をクリックします。

ジョブの属性を編集する手順

  • Name: ジョブ名は変更できません。

  • Description: 説明を変更できます。

  • 「Source Connection and Target Connection」: このジョブに関連付けられているソースまたはターゲット接続を変更するには、ドロップダウン・リストから接続を選択するか、「Browse」ボタンをクリックして、「Select a Connection」ページ(フィルタ・オプションを表示)で検索します。接続の上書きは、このジョブのみに適用されます。


    注意:

    接続セクションはオプションです。ここで接続を設定すると、グループ・レベルで指定した接続情報が上書きされ、ジョブのすべてのグループで、これらの接続がジョブの実行時に使用されます。他と異なるメタデータ接続がグループで必要な場合は、ここで接続を設定しないでください。


  • 「Profile Information」: このジョブに関連付けられているプロファイルを変更するには、ドロップダウン・リストからプロファイルを選択するか、「Browse」ボタンをクリックして、「Select a Profile」ページ(フィルタ・オプションを表示)で検索します。プロファイルが選択されていない場合は、デフォルトのプロファイルが使用されます。

グループをリンクまたはリンク解除する手順

「Linked Groups」リストには、リポジトリに存在し、このジョブにリンク可能なグループが表示されます。また、各グループで使用される接続、および各グループに含まれる比較ペアの数も表示されます。

リスト・ヘッダーには、使用可能なグループの合計数が表示されます。

「Link」列の選択ボックスを使用して、次を実行します。

  • 名前の横のボックスを選択して、このジョブにグループを追加します。

  • 名前の横のボックスを選択解除して、このジョブからグループを削除します。

このジョブを次に実行すると、変更がアクティブになります。

リストをフィルタする手順:

「Linked Groups」リストをフィルタするには、「Filters」を展開します。リストをフィルタすると、次を表示できます。

  • All: リポジトリにあるすべてのグループを表示します。

  • Only Enabled: このジョブにリンクされているグループのみを表示します。

  • Only Disabled: このジョブにリンクされていないグループのみを表示します。

リストをフィルタして、指定した文字列に一致するグループ名を表示したり、除外することもできます。

「Apply Filter」をクリックして、選択したグループを表示します。

「Save」をクリックして、変更をリポジトリに保存します。

関連項目

ジョブの操作

3.5 終了したジョブの表示

処理が終了したジョブに関してリアルタイムに近い情報を表示するには、「All Finished Jobs」ページを使用します。このページにアクセスするには、ナビゲーション・ペインの「Finished Jobs」をクリックします。

デフォルトでは、終了したすべてのジョブがこのページに表示されます。「Time Range Filter」を使用して、必要に応じてビューを制約します。

「Time Range Filter」を使用する手順

「Apply Filter」をクリックして、選択内容をアクティブ化します。フィルタにより、取り消されたジョブと完了したジョブの両方が選択されます。

チャート・ビューの使用

チャート・ビューには、「Time Range Filter」で選択した終了したすべてのジョブのすべての比較ペアの集計ステータスが表示されます。

リスト・ビューの使用

リスト・ビューには、選択した時間範囲内で終了した比較の統計およびステータス状態が表示されます。デフォルトでは、リストはジョブのコンテキスト内にユニットとして構成されます。リストをフィルタして、グループまたは比較ペア、および比較ステータス別に構成できます(「可能な比較ステータスの状態」を参照)。

「Finished Jobs」リストのフィルタ・オプションをすべて表示するには、「Filters」を展開します。

基本的なフィルタ・オプション

次の基準でフィルタできます。

拡張フィルタ・オプション

追加のフィルタ・オプションを確認するには、「Advanced」フィルタ・オプションを展開します。

  1. 「View List By」では、リストの表示方法(「Job」、「Group」または「Compare Pair」別)を設定できます。ビューでは、リストの列にある情報のコンテキストを確認します。

    たとえば、ビューに「Group」を使用すると、「Compare Pairs Processed」列には、指定されたグループで処理された比較ペアの数が表示されます。反対に、ビューを「Job」にすると、指定されたジョブで処理された比較ペアの数がこれと同じ列に表示されます。

    ユーザー・プリファレンスを設定して、これらのビューをデフォルトとして設定できます(「ユーザー・プリファレンスの設定」を参照)。

  2. 「List Columns to View」では、表示する列名を選択または選択解除することで、選択したビューを調整できます。

    たとえば、情報を名前、ステータス、および非同期行の数の基本的な概要に制限することもできます。詳細な情報を取得するには、詳細情報を含むページにドリルダウンできます。

    操作できる列は、選択したビューによって異なります。

    列フィルタは、アクティブなページのみに適用されます。このページから戻ると、選択したビューのデフォルトに列リストが戻ります。

「Apply Filter」をクリックして、選択したビューを表示します。

可能な比較ステータスの状態

ドリルダウン

リスト内の名前をクリックして、選択したビューに応じて、特定のジョブ(「終了したジョブの詳細の表示」を参照)、グループ(「終了したグループの詳細の表示」を参照)または比較ペアの詳細を表示します。

レポートの表示

レポートには、処理結果およびエラーの原因が表示されます。リストの「Reports」列をクリックして、特定のジョブ、グループまたは比較ペアのレポートを表示します。

関連項目

ユーザー・プリファレンスの設定

実行中のジョブの表示

比較レポートの使用

3.5.1 終了したジョブの詳細の表示

終了したジョブの特定の実行の情報を表示するには、「Details For Finished Job」ページを使用します。このページにアクセスする手順:

  1. ナビゲーション・ペインの「Finished Jobs」で、「View by Job」をクリックします。

  2. 「Finished Jobs」リストで、表示するジョブ実行をクリックします。

表示されるのは次のとおりです。

  • ジョブの名前および説明

  • この実行の開始および終了時間

  • この実行の時間(処理にかかった時間)

チャート・ビューの使用

チャート・ビューには、このジョブ実行で処理されたすべてのグループのすべての比較ペアの集計ステータスが表示されます。

リスト・ビューの使用

リスト・ビューには、このジョブ実行で処理されたすべてのグループが最初に表示されます。「Filters」オプションを使用して、リストをフィルタできます。

リストをフィルタする手順:

  • このジョブの比較ペアの特定の出力に基づいてリストをフィルタするには、「Compare Pair Status」チャートの選択項目をクリックします。(「可能な比較ステータスの状態」を参照。)

  • 「Filters」を展開して「Show Groups With Comparison Status」を使用することで、同じフィルタ取得できます。

  • 「Filters」内では、グループ名でフィルタすることもできます。「Show Group Name Like」に検索文字列を指定します。この文字列を含むすべてのグループ名が表示されます。

「Apply Filter」をクリックして、フィルタをアクティブ化します。

レポートの表示

このジョブ実行のグループの比較レポートを表示するには、そのグループの行の「Report」をクリックします。

ドリルダウン

リスト内のグループ名をクリックして、「Details for Finished Group」ページを表示します。このページには、結果がグループ・レベルで表示されます。

その他のアクション

このジョブを編集するには、ページの上部の「Job Configuration」をクリックして、「Edit Job」ページに移動します。

このページからジョブを実行するには、ページ上部の「Run...」をクリックして、「Run/Execute Job」ページに移動します。

Purging Reports

古いレポート、比較結果および不要なデータをパージするには、「Finished Jobs」リスト・ビューの「Delete」オプションを使用します。「Finished Jobs」リストで、「Select」チェック・ボックスを選択して、レポートをパージするジョブを選択し、「Delete」をクリックします。

ジョブ・レポートをパージする場合は、オプションの「Delete Directories completely」チェック・ボックスを選択して、ユーザーが作成したファイルおよびディレクトリを含む、レポート・ディレクトリの内容全体を削除します。

デフォルトでは、「Delete Directories completely」チェック・ボックスが選択されていないため、Veridataで作成されたファイルのみパージされます。ディレクトリがパージされるのは、Veridataファイルがパージされた後にディレクトリが空の場合のみです。ユーザーが作成した、レポート・ディレクトリ内のファイルは削除されません。


注意:

パージは、終了したジョブでのみ実行されます。比較ペアまたはグループのレポートはパージできません。


関連項目

ユーザー・プリファレンスの設定

3.5.2 終了したグループの詳細の表示

終了したグループの特定の実行の情報を表示するには、「Details For Finished Group」ページを使用します。このページにアクセスする手順:

  1. ナビゲーション・ペインの「Finished Jobs」で、「View By Group」を選択します。

  2. 「Group Name」で、グループの名前をクリックします。

表示されるのは次のとおりです。

  • グループの名前および説明

  • この実行の開始および終了時間

  • この実行の時間(処理にかかった時間)

「Host Connection Information」には、グループのこの実行に使用されたソースおよびターゲット接続が表示されます。

チャート・ビューの使用

チャート・ビューには、このジョブ実行のこのグループで処理されたすべての比較ペアの集計ステータスが表示されます。

リスト・ビューの使用

リスト・ビューには、このジョブ実行のこのグループで処理されたすべての比較ペアが最初に表示されます。「Filters」オプションを使用して、リストをフィルタできます。

リストをフィルタする手順:

  1. 「Filters」を展開して、フィルタ・オプションを表示します。次の属性でフィルタできます。

    • Comparison Status: 「Show Compare Pairs With Status」リストから選択し、グループ内のすべての比較ペア(デフォルト)を表示するか、特定の比較ステータスの比較ペアに基づいて、リストを制約します。「Compare Pair Status」チャート内のステータスをクリックして、同じフィルタを取得できます。(「可能な比較ステータスの状態」を参照。)

    • Show Compare Pair Name Like: 比較ペアの文字列に基づいてフィルタします。

    • Show Compare Pairs Where Amount of OOS Rows: リストから選択して、特定の値より大きい、小さいまたは等しい数量の非同期行を含む比較ペアのみを表示します。このフィルタを使用すると、非同期行が最も多い表またはファイルを絞り込むことができます。

  2. 「Apply Filter」をクリックして、フィルタをアクティブ化します。

レポートの表示

この実行の比較ペアの比較レポートを表示するには、リストの「Reports」列の「Report」をクリックします。

比較ペアの非同期レポートを表示するには、リストの「OOS Rows」列の「View」をクリックします。このリンクは、比較ペアに非同期行が含まれる場合にのみ表示されます。

ドリルダウン

リスト内の比較ペアをクリックして、「」ページを表示します(「終了した比較ペアの詳細の表示」を参照)。

その他のアクション

このグループを編集するには、ページ上部の「Group Configuration」をクリックして、「Edit Group」ページに移動します。

このグループに関連付けられているジョブを実行するには、ページ上部の「Run」をクリックして、「Run/Execute Job」ページに移動します。

3.5.3 終了した比較ペアの詳細の表示

処理が終了した比較ペアに関してリアルタイムに近い情報を表示するには、「Details for Finished Compare Pair」ページを使用します。

ページの上部に、次の情報を含む比較ペアの特定の情報が表示されます。

  • Compare Pair Name: 比較ペアの名前。

  • 「Source Table」および「Target Table」: 基礎となるソースおよびターゲット・オブジェクトの名前。

  • Compare Pair Run ID: 比較の実行中にOracle GoldenGate Veridataサーバーによって使用される識別子。これは、この比較に関連するメッセージをveridata.logファイルで検索する場合に便利で、サポート・ケースの解決時にトラブルシューティングに使用されます。

  • Compare Pair Start Time: この比較ペアで処理を開始した時刻。

  • Compare Pair Run Duration: この比較ペアの処理にかかった時間。

  • Run Status: この比較の出力(「Waiting」、「Canceled」、「Canceling」、「Running」、「Finished」)。

  • Comparison Status: 比較のステータス(「可能な比較ステータスの状態」を参照)。この比較ペアでデルタ処理が有効の場合は、デルタ記号(?)が表示されます。

  • Overall Rows Compared: 比較ペアのこの実行中に比較されたソースおよびターゲット・オブジェクトの行の合計数。

  • Overall Rows With OOS: 非同期状態のソースおよびターゲット・オブジェクトの行数。

3.5.3.1 チャートの使用

このページのチャートを使用すると、最も非同期状態になる操作のタイプと、完了に最も時間のかかる処理のフェーズを確認できます。

「Overall Rows Compared」円グラフ

比較の出力(「In-Sync」または「Out-Of-sync」)に従って、「Overall Rows Compared」フィールドから結果をプロットします。

「Operations Out-Of-Sync」円グラフ

それらの操作タイプに従って、非同期行の数をプロットします。

  • Inserts: ソース表に行が含まれますが、ターゲット表には含まれません。

  • Updates: ソース表とターゲット表の行値が異なります。

  • Deletes: ターゲット表に行が含まれますが、ソース表には含まれません。

「Compare Pair Performance」表

実行の各フェーズ(ソースおよびターゲット)、初回比較フェーズおよび確認フェーズに基づいて、パフォーマンス統計をリストします。注意: ソート統計は、ジョブ・プロファイルでサーバー側のソートを指定する場合のみ使用できます(行ソートは、データベース・エンジンではなく、Oracle GoldenGate Veridataによって実行されます)。

  • Start Time: 実行フェーズの開始時間。

  • Run Duration: 実行フェーズの完了にかかった時間。

  • Rows Processed: 実行フェーズで処理された行数。

  • Rows Per Second: 処理された行に関する、実行フェーズのパフォーマンス率。

  • Bytes Processed: 実行フェーズで処理されたデータの合計ボリューム(バイト)。

  • Rows Per Second: 処理されたバイトに関する、実行フェーズのパフォーマンス率。

「Compare Pair Performance History」チャート

各実行フェーズのパフォーマンスを棒グラフとしてプロットします。このチャートを使用する手順:

  1. 「View Step」から、プロットする実行フェーズを選択します。

    • 初回比較手順: Select Initial Compare。

    • 確認手順: Select Confirm Out-Of-Sync。

    • ソート・プロセス: Select Sorting。

  2. 「View Performance History By」から、このパフォーマンス分析の基準を選択します。これにより、チャートの縦軸の単位が設定されます。測定できるのは次のとおりです。

    • 処理された行またはバイト数

    • 処理された1秒当たりの行またはバイト数

    • 実行時間(行の処理にかかった時間)

その他のアクション

この比較ペアのこの実行の結果のレポートを表示するには、「View Comparison Report」をクリックします。

列値を含む非同期行の詳細を表示するには、「View Out-Of-Sync Rows」をクリックします。このリンクは、比較ペアに非同期行が含まれる場合にのみ表示されます。

この比較ペアを編集するには、ページの上部の「Compare Pair Configuration」をクリックして、「Compare Pair Configuration」ページに移動します。

3.6 非同期ジョブの修復

「Finished Jobs」ページから、修復対象の非同期比較を選択できます。修復対象として選択できるのは、ジョブ、グループおよび比較ペアです。非同期比較を修復するには、終了したジョブのリストからジョブを選択して、「Repair」をクリックします。「Details for Out-Of-Sync」ページが表示されます。3.6.1項「非同期ジョブの詳細の表示」を参照してください。

「Repair Jobs」ページには、すべての修復ジョブの概要が表示されます。このページの「Fliters」を使用して、古い修復ジョブを表示し、修復ステータスおよびジョブ名で修復ジョブをフィルタできます。可能な修復ステータスは次のとおりです。

Cancel

Cancelling: 取消しがリクエストされたが、項目の処理が停止していないことを示します。

Running


Running: アクティブな修復ジョブが実行中であることを示します。

保留中アイコン


Pending: 修復リクエストが保留中であることを示します。このステータスは、実行中の修復ジョブ内の修復グループおよび修復ペアで表示されます。

エラー・アイコン


Errors: 修復ジョブがエラーで完了したことを示します。

取消しアイコン


Cancelled: 修復ジョブ操作が取り消されたことを示します。

警告アイコン


Warnings: 修復できなかった行が1行以上あることを示します。

非同期アイコン


Out-Of-Sync: 基準比較で行が非同期で、修復が試行されなかったことを示します。

成功アイコン


Successful: 修復操作が正常に適用されたことを示します。


3.6.1 非同期ジョブの詳細の表示

非同期ジョブの詳細を表示するには、「Repair Jobs」ページの「Repair Jobs」リストから、終了した比較ジョブをクリックします。「Details of out-of-sync job」ページには、1つ以上の非同期の比較ペアで終了した比較ジョブのすべての情報が表示されます。このページが最初に表示され、非同期ジョブの概要および非同期ジョブに属する非同期グループのリストが表示されます。非同期グループの項目を展開して、非同期の比較ペアのリストを表示できます。非同期の各比較ペアの項目を展開して、概要情報および非同期行のリストを表示できます。

このページから修復ジョブを開始できるのは、認可ユーザーのみです。基準比較ジョブで修復ジョブが実行中の場合、このページには、実行中の修復ジョブの現在のステータスが表示され、定期的に自動リフレッシュされます。基準比較に対して1つ以上の修復ジョブが実行された場合、このページには、すべての修復ジョブの累積統計が表示されます。

3.6.2 修復レポートの表示

修復レポートを表示およびダウンロードするには、「Repair Jobs」ページで、修復ジョブの「Report」列の下のリンクをクリックします。

3.7 比較レポートの使用

比較レポートを表示するには、「Reports」ページを使用します。

比較レポートは、処理が終了したジョブ、グループおよび比較ペアごとに表示されます。これには、非同期行の数、処理されたレコードの数、パフォーマンス統計、エラーなどのサマリー詳細が表示されます。

比較レポートにより、非同期の問題の範囲を確認できます。また、パフォーマンス統計や列の詳細(オプション)も表示されます。比較レポートは、どのユーザー・ロールでも表示できます。

時間範囲を選択する手順

  1. 「Report Period」で、次のビューのいずれかを選択します。

    • View Most Recent Comparison Run: 存在するジョブごとに最新のレポートを選択します。

    • View Last: 最後の<n>時間(または分)以内に作成されたレポートを選択します。

    • View From: 特定の日付範囲(時刻を含めるオプションを含む)内で作成されたレポートを選択します。Oracle GoldenGate Veridata Webユーザー・インタフェースを実行中のクライアント・マシンで使用可能な形式で日時を指定します。

  2. 「Apply」をクリックします。

選択項目をフィルタする手順

  1. 「Filter Reports」を展開します。

  2. 次のいずれかのフィールドに検索基準を入力します。

    • Job Like: 指定した文字列に一致する文字列が名前に含まれるジョブのレポートを取得します。

    • Group Like: 指定した文字列に一致する文字列が名前に含まれるグループのレポートを取得します。

    • Compare Pair Like: 指定した文字列に一致する文字列が名前に含まれる比較ペアのレポートを取得します。

    • Show Report Names Like: 指定した文字列に一致する文字列がファイル名に含まれるレポートを取得します。

  3. 「Apply Filter」をクリックします。

レポートを表示する手順

レポートを表示するには、「Existing Reports」リストの「Report Name」列のレポート名をクリックします。

または、レポート名の横のリストの「Select」ボタンをクリックして、「View」をクリックします。「Report View」ページが表示されます。

ディスク上のレポート・ファイルの表示

レポートは、ディスクに保存されているテキストファイルです。ディスク上の場所から表示できます。