Go to main content
Oracle® Server X5-2L Oracle Solaris オペレーティングシステムインストールガイド

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 9 月
 
 

Oracle System Assistant を使用して Oracle Solaris をインストールする

始める前に

次の要件が満たされていることを確認します。

  1. インストールメディアがブートに使用できることを確認します。
    • 配布 CD/DVD の場合、Oracle Solaris 11.2 (SRU4 以降が必須) のメディア (番号 1 のラベルが付いた CD または単一の DVD) をローカルまたは外付けの CD/DVD-ROM ドライブに挿入します。

    • ISO イメージの場合、Oracle Solaris 11.2 (SRU4 以降が必須) の ISO イメージが使用可能で、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションによって ISO イメージがマウントされていることを確認します。

    インストールメディアの設定方法の詳細は、ブートメディアオプションの選択を参照してください。

  2. Oracle ILOM Web インタフェース (推奨) から直接 Oracle System Assistant を起動するには、次の手順を実行します。それ以外の場合は、Step 3 に進みます。
    1. Oracle ILOM Web インタフェースにログインします。

      Oracle ILOM の「Summary Information」ページが表示されます。


      image:「Oracle System Assistant Launch」ボタンが表示されている画面。
    2. Oracle ILOM の「Summary Information」ページの「Actions」パネルで、Oracle System Assistant の「Launch」ボタンをクリックします。

      「Oracle System Assistant System Overview」画面が表示されます。


      image:「Oracle System Assistant System Overview」画面。
    3. Step 4 に進みます。
  3. リモートコンソールと BIOS を使って Oracle System Assistant を起動するには、次の手順を実行します。
    1. Oracle ILOM の「Summary Information」ページで、リモートコンソールの「Launch」ボタンをクリックします。

      「Oracle ILOM Remote System Console Plus」ウィンドウが表示されます。

    2. サーバーをリセットするか、サーバーの電源を投入します。

      たとえば、次のいずれかを実行します。

      • ローカルサーバーから、サーバーのフロントパネルの電源ボタンを押して (約 1 秒) サーバーの電源を切断し、電源ボタンをもう一度押してサーバーの電源を入れます。

      • Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」->「Power Control」をクリックし、「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択して、「Save」をクリックします。

      • Oracle ILOM CLI で reset /System と入力します

      サーバーがブートプロセスを開始し、BIOS 画面が Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションに表示されます。


      image:BIOS 画面を示す図。

      注 -  次のイベントがすぐに発生するため、次の手順では集中する必要があります。画面に表示される時間が短いため、これらのメッセージを注意して観察してください。スクロールバーが表示されないように画面のサイズを拡大してもかまいません。
    3. F9 キーを押して、Oracle System Assistant を開始します。

      「Oracle System Assistant System Overview」画面が表示されます。

  4. Oracle System Assistant を最新のソフトウェアリリースバージョンに更新するには、Oracle System Assistant の「Get Updates」ボタンをクリックします。

    このアクションにより、OS のインストール開始前に、サーバーに最新バージョンの Oracle System Assistant が確実にインストールされます。


    注 - Oracle System Assistant を更新するには、サーバーの Web アクセスが必要です。
  5. サーバーのファームウェアを更新するには、「Update Firmware」ボタンをクリックします。

    このアクションにより、OS のインストールを開始する前に、サーバーのファームウェアおよび BIOS が確実に最新のものになります。

  6. Oracle Solaris OS をインストールするには、「Install OS」ボタンをクリックします。

    「Install Operating System」画面が表示されます。

  7. 「Supported OS」ドロップダウンリストから、「Oracle Solaris 11.2」を選択します。
  8. 画面の「Current BIOS mode」の部分で、OS のインストールに使用する BIOS モード (UEFI または Legacy BIOS) を選択します。
  9. 画面の「Select Your Install Media Location」の部分で、インストールメディアの場所を選択します。

    これは OS 配布メディアの場所です。オプションは「CD/DVD」および「Network」です。


    注 - Oracle System Assistant は、PXE (Preboot eXecution Environment) インストールをサポートしません。
  10. 「Installation Details」をクリックします。

    「Installation Details」ダイアログが表示されます。

  11. 「Installation Details」ダイアログで、インストールしない項目を選択解除します。
  12. 「Install Operating System」画面の最下部にある「Install OS」ボタンをクリックします。
  13. プロンプトに従ってインストールを完了します。

    サーバーがブートします。