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Zero Data Loss Recovery Appliance保護されたデータベースの構成ガイド
リリース12.1
E57734-09
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A RMANコマンドの相違点

この付録では、リカバリ・アプライアンス使用時における標準のRMANコマンドの動作変更と制限事項について説明します。

表A-1 RMANコマンドの動作変更

RMANコマンド 注意

CHANGE BACKUP ... UNAVAILABLE

このコマンドは仮想バックアップでは使用ないでください。

CHANGE BACKUP ... UNCATALOG

このコマンドは仮想バックアップでは使用ないでください。

CONFIGURE ... RETENTION POLICY

RETENTION POLICYNONEに設定されている場合は、ローカル・アーカイブ・ログを格納する高速リカバリ領域を構成することをお薦めします。高速リカバリ領域では、その記憶域を自動的に管理します。ローカル・ログを管理できるように高速リカバリ領域のサイズが適切に設定されているかぎり、高速リカバリ領域ではその記憶域領域を必要に応じてパージします。

注意: パラレル・バックアップ計画を使用する場合は、アーカイブREDOログのバックアップを任意のディスク・ディレクトリに格納することもできます。

DELETE

使用しないでください。通常のバックアップとは異なり、リカバリ・アプライアンスのバックアップ・セットには、リカバリ操作を正常に実行するのに不可欠な仮想バックアップ・ピースおよびSBTピースを含めることができます。さらに、バックアップ・ピースが欠落していると、索引付け操作、システム・リソースの関連付け、新しいバックアップの収集への作用に支障をきたす可能性があります。

DROP DATABASE

DBMS_RA.DELETE_DBプロシージャを使用してリカバリ・アプライアンスから保護されたデータベースを登録解除してから、DROP DATABASEコマンドを使用してください。

MAXPIECESIZE

CONFIGUREまたはALLOCATEコマンドのMAXPIECESIZE句は、リカバリ・アプライアンスではサポートされていません。

UNREGISTER DATABASE

保護されたデータベースをリカバリ・アプライアンスから登録解除するには、UNREGISTER DATABASEのかわりにDBMS_RA.DELETE_DBプロシージャを使用してください。

注意: DELETE_DBプロシージャの詳細は、『Zero Data Loss Recovery Appliance管理者ガイド』を参照してください。