Oracle® R Enterpriseインストレーションおよび管理ガイド リリース1.4.1 for Windows, Linux, Solaris, and AIX E57721-01 |
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この章では、Oracle R Enterprise ServerをサポートするOracle Databaseのインストールおよび構成方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。
Oracle R Enterpriseには、64ビット・バージョンのOracle Database Enterprise Editionが必要です。このデータベースは、表1-1「Oracle R Enterpriseのプラットフォーム要件」に示されているどのプラットフォームにもインストールできます。
Oracle Databaseをインストールするには、ご使用のプラットフォームのインストール手順に従ってください。
Linux
『Oracle Databaseインストレーション・ガイド リリース12.1 for Linux』(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=db121&id=LADBI
)
『Oracle Databaseインストレーション・ガイド リリース11.2 for Linux』(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=db112&id=LADBI
)
Oracle Solaris
『Oracle Databaseインストレーション・ガイド リリース12.1 for Oracle Solaris』 (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=db121&id=SSDBI
)
『Oracle Databaseインストレーション・ガイド リリース11.2 for Oracle Solaris』 (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=db112&id=SSDBI
)
IBM AIX
『Oracle Databaseインストレーション・ガイド リリース12.1 for IBM AIX on POWER Systems (64-Bit)』(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=db121&id=AXDBI)
『Oracle Databaseインストレーション・ガイド リリース11.2 for IBM AIX on POWER Systems (64-Bit)』http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=db112&id=AXDBI
Microsoft Windows
『Oracle Databaseインストレーション・ガイド リリース12.1 for Microsoft Windows』(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=db121&id=NTDBI
)
『Oracle Databaseインストレーション・ガイドリリース11.2 for Microsoft Windows』(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=db112&id=NTDBI
)
Oracle R Enterprise 1.4には、Oracle Database 11.2.0.3、11.2.0.4または12.1が必要です。Linuxでは、適切なパッチを適用すると、11.2.0.1または11.2.0.2データベースとも連携可能です。
Linuxで以前のリリースのOracle Database 11gリリース2を実行しており、11.2.0.3以上にアップグレードできない場合は、次の手順に従ってデータベースにパッチを適用します。
My Oracle Supportにアクセスします。
ログインしてカスタマー・サポート・ID (CSI)を入力します。
「パッチと更新版」タブを選択します。
パッチ検索ボックスに11678127
と入力して「検索」をクリックします。
ご使用のバージョンのOracle Database(11.2.0.1または11.2.0.2)のパッチを選択します。
Read Meをクリックして、パッチのインストール手順およびその他の詳細を読みます。
「ダウンロード」をクリックしてパッチをダウンロードします。
OPatchを使用してパッチをインストールします。最新バージョンのOPatchを使用するようにします。
関連項目: 手順の詳細は、『Oracle Universal InstallerおよびOpatchユーザーズ・ガイドfor Microsoft Windows and UNIX』のOPatchを使用したOracleソフトウェアのパッチ適用に関する項を参照してください。 |
外部プロシージャは、異なる言語で書かれたプログラムから起動されるプロシージャです。Oracle Databaseでは、外部プロシージャをサポートするためにextproc
という外部プロシージャ・エージェントが使用されます。Oracle R Enterpriseでは、埋込みRの実行をサポートするためにextproc
が使用されます。
アプリケーションから外部プロシージャが起動されると、Oracle Databaseによってextproc
エージェントが起動されます。アプリケーションからは、Oracle Databaseによって確立されたネットワーク接続を使用して、プロシージャを実行するための指示がエージェントに送られます。エージェントでは、DLLや共有ライブラリがロードされ、外部プロシージャが実行され、外部プロシージャから戻された値がアプリケーションに戻されます。
Oracle R Enterpriseでは、extproc
のデフォルト構成が使用されます。extproc
エージェントはOracle Databaseによって直接生成され、listener.ora
もtnsnames.ora
も構成を変更する必要はありません。
デフォルトでは、extproc
によってあらゆる外部プロシージャの呼出しがサポートされています。Oracle R Enterprise用の外部プロシージャの呼出しのみを許可する場合は、ORACLE_HOME/hs/admin/extproc.ora
のEXTPROC_DLLS
環境変数を編集します。
LinuxまたはUNIXシステムでは、次の文によってOracle R Enterprise用の外部プロシージャのみが実行されるようにEXTPROC_DLLS
が設定されます。
SET EXTPROC_DLLS=ONLY:$ORACLE_HOME/lib/ore.so
extproc
にあらゆる外部プロシージャの処理を許可するには、EXTPROC_DLLS
をANY
に設定するか、または単に空白のまま(デフォルト)にします。
関連項目: 詳細は、『Oracle Database Net Services管理者ガイド』の外部プロシージャのデフォルト構成に関する項を参照してください。 |