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Oracle® Big Data Discovery Cloud Service Studioユーザー・ガイド

E65365-05
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ディメンションによる絞込みのためのカスケードの構成

ユーザーがコンポーネントでディメンション値別に絞り込む場合、カスケードを使用するようにディメンションを構成できます。

カスケードとは、データをディメンションの1つの値に絞り込んだときに、別のディメンションを使用するようにコンポーネントが更新されることを意味します。

カスケードするディメンションがなくなると、コンポーネントはカスケードの最後のディメンションに残ります。

たとえば、コンポーネントにCountryディメンションが含まれている場合を考えます。 Countryディメンションは、State→ Supplierにカスケードするように構成されています。 この構成では:
  1. ユーザーがUnited Statesのレコードのみを表示するようにデータを絞り込んだ場合、コンポーネントではStateディメンション(米国内の州)が使用されます。
  2. ユーザーがCaliforniaのレコードのみを表示するようにデータを絞り込んだ場合、コンポーネントではSupplierディメンション(カリフォルニア内のサプライヤ)が使用されます。
  3. ユーザーが特定のサプライヤによってデータを絞り込んだ場合、コンポーネントには選択したサプライヤのデータが表示され、カスケードは停止します。

複数Orまたは複数andディメンションでは、ユーザーによる複数値での絞込みが可能で、データが1つのディメンション値で絞り込まれている場合、絞込みに使用可能な値がまだある場合でもカスケードが次のディメンションまで継続することに注意してください。

ディメンションの構成時に、絞込みのためのカスケードを構成するには:

  1. 「ディメンション・カスケード」セクションで、「ディメンション・カスケードの有効化」チェック・ボックスを選択します。

    カスケード構成が表示されます。 現在のディメンションが自動的にカスケードの最上位になります。


    ディメンション・カスケードを有効化した場合の初期表示

    リストからカスケードの次のディメンションを選択できます。

  2. カスケードに新規レイヤーを追加する場合は、リストからそのレイヤーのディメンションを選択し、「レイヤーの追加」をクリックします。

    新規レイヤーがカスケードの最後に追加されます。


    レイヤーが追加されたディメンション・カスケード
  3. カスケードからレイヤーを削除するには、レイヤーの横のアイコンをクリックします。
  4. カスケード全体をクリアするには、「カスケードのクリア」をクリックします。