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Oracle® Big Data Discovery Cloud Service EQLリファレンス

E65371-04
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機械翻訳について

文字列関数

EQLでは、次の文字列関数がサポートされます。

機能 説明
CONCAT 2つ以上の文字列引数を1つの文字列に連結します。
SUBSTR 文字式の一部(部分文字列)を戻します。
TO_STRING 値を文字列に変換します。

CONCAT関数

CONCATは、複数の文字列値を連結した結果の文字列を返す行関数です。 この構文は次のとおりです:
CONCAT(string1, string2 [, stringN])

各引数は、リテラル文字列(一重引用符内)、文字列型の属性または文字列を生成する任意の式になります。

このサンプル問合せでは、引数に3つのリテラル文字列を使用しています:
RETURN results AS 
SELECT
  CONCAT('Jane ', 'Amanda ', 'Wilson') AS FullName
FROM EmployeeState
GROUP
この同様の問合せでは、2つの文字列タイプの属性を使用し、引用符で囲まれたスペースを使用して顧客の姓名を分割します:
RETURN results AS 
SELECT
   ARB(CONCAT(CUST_FIRST_NAME, ' ', CUST_LAST_NAME)) AS CustomerName
FROM EmployeeState
GROUP

SUBSTR関数

このSUBSTR関数には、次の2つの構文があります:
SUBSTR(string, position)

SUBSTR(string, position, length)
説明:
  • 「文字列」は解析する文字列です。
  • 「ポジション」は、部分文字列が開始される場所を示す数値です(詳細は、次を参照)。
  • 「長さ」は、抽出される部分文字列の長さを指定する数値です。 「長さ」が省略されている場合、EQLでは、すべての文字が「文字列」の末尾に戻されます。 「長さ」が1未満の場合、EQLではNULLが返されます。
「ポジション」引数は、次のように扱われます:
  • 「ポジション」が0の場合、1とみなされます。
  • 「ポジション」が正の場合は、「文字列」の最初からカウントされ、最初の文字が検索されます。
  • 「ポジション」が負である場合、EQLは「文字列」の最後から逆方向にカウントされます。
  • 「ポジション」「文字列」の長さより大きい場合、EQLでは空の文字列が返されます。

「ポジション」にはゼロの索引が付けられていないことに注意してください。 たとえば、5文字目から開始する場合、「ポジション」は5にする必要があります。

TO_STRING関数

TO_STRING関数は整数値を受け取り、等価の文字列を返します。 この構文は次のとおりです:
TO_STRING(int)

入力値がNULLの場合、出力値もNULLになります。

このサンプル問合せは、P_SIZE整数属性の値を同等の文字列に変換します:
RETURN results AS 
SELECT
  ARB(TO_STRING(P_SIZE)) AS Sizes
FROM ProductState
GROUP