Oracle Big Data Discovery Cloud Serviceは、Oracle Public Cloudで基礎となる複数のサービスに依存し、次のサービス・ユーザーおよびロールをサポートしています: Big Data Cloud Service (BDCS)、Big Data Discovery Cloud Service (BDDCS)のbdd
ユーザー、およびStudio管理ユーザーのopc
ユーザー。 VPN、Oracle Cloud StorageおよびHadoop Cloudera Managerへのユーザー・アクセスも必要です。
Oracle Cloud Servicesへのユーザー・アクセス
BDDCSをプロビジョニングする前に、Oracle Public Cloud (OPC)でユーザー・アカウントを作成します。 これは、Oracle Public CloudおよびBig Data Cloud Serviceへのログインのアカウントです。 アカウントに対してBig Data Cloud Serviceを少なくとも1つプロビジョニングする必要があります。
このアカウントをOracleの営業担当に提供すると、その顧客はBDDCSのオーダーを実施できます。 『Oracle Cloudスタート・ガイド』のOracle Cloudのユーザー・ロールおよび権限に関する項を参照してください。 Oracle Public CloudおよびBDCSにログインする場合、このシングル・サインオン(SSO)アカウントを構成すれば使用できます。
Oracle Cloud Storage、HadoopおよびVPNへのユーザー・アクセス
Studioへのユーザー・アクセス
BDDCS Studioへのユーザー・アクセスは、最初はBDDCSプロビジョニング時間で管理されます。 これは、サービス管理者がStudio管理ユーザーのユーザー名とパスワードを構成するときです。 BDDCSインスタンスが起動して実行されたら、これらの資格証明を使用してStudioにログインできます。 次に、Studioで管理ユーザーのパスワードを変更し、Studioにユーザーを追加して、Studio内から権限を制御できます。
Studioユーザーを管理するために外部LDAPシステムと統合することはできません。
Studioデータベース・ユーザー・アカウントを後で変更する場合、BDDCSコンソールの「資格証明の更新」を使用して、BDDCSのこのアカウントも更新します。 ただし、Studio管理ユーザーのパスワードを変更する場合(Studioデータベース・ユーザー・アカウントではない)、BDDCSコンソールで資格証明を更新する必要はありません。
Studioでのユーザーの追加と管理については、「Big Data Discovery Cloud Service管理者ガイド」を参照してください。
opc
ユーザーとしてBig Data Cloud Serviceクラスタのサービス・ノードにログインし、ユーザーをbdd
に変更してバックアップからのリストアやパッチの適用などのサービス固有の操作を実行します。