Oracle® Fusion Middleware Oracle Exalytics In-Memory Machineインストレーションおよび管理ガイド for Linux Exalyticsソフトウェア・リリース1.0.0.5 for Exalytics X2-4、X3-4およびX4-4 E59379-02 |
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この章では、X2-4、X3-4およびX4-4 Exalytics Machineを仮想化用に構成する際に実行するタスクについて説明します。この作業には、Exalytics MachineへのOracle Virtual Machine Server (Oracle VM Server)のデプロイ、Oracle VM ServerのOracle Virtual Machine Manager (Oracle VM Manager)との構成およびVMテンプレートのデプロイが含まれます。
この章では、次の項目について説明します。
この項には次のトピックが含まれます:
Exalytics Machineを仮想化する前に、次の各項を確認してください。
Exalytics Machineの仮想化を準備する際には、次のことを行ってください。
Oracle VMリリース・ノートを確認し、実際のOracle Virtual Machineの機能とそのドキュメントに記載されている機能の違い、および現在のリリースに該当するその他の問題について理解します。
『Oracle VMインストレーションおよびアップグレード・ガイド リリース3.2』および『Oracle VMユーザーズ・ガイド リリース3.2』を確認し、Oracle Virtual Machine Serverのインストール方法と構成方法、ネットワークの設定方法、および仮想マシンの作成方法について理解します。
『Oracle Exalytics In-Memory Machineオーナーズ・ガイド』を確認して、データ・センターでExalytics Machineが正しく構成およびコミッショニングされているか確認します。
Exalytics Machineを仮想化する前に、次の前提条件を満たす必要があります。
Exalytics Machineがラックに設置され、データ・センターに配備されている。
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.1.2.24以降が構成され、Webインタフェースを使用してネットワークからアクセス可能な状態にある。
ホスト名、IPアドレス、サブネット、ゲートウェイおよびDNSなどのネットワーク情報がすべて揃っている。
サーバー・プールおよびExalytics Machine上にデプロイされている各仮想マシン用に、余分な未割当てのIPアドレスが用意されている。
Oracle VM Managerのインストール先としてLinux環境が用意されている。
必要なソフトウェアをダウンロードするために、コンピュータ(Exalytics Machineとは限りません)からインターネットにアクセスする権限を持っている。
必要に応じて、/u01にマウントされている/dev/sdbの既存パーティションをExalytics Machineから削除します。パーティションが含まれるOracle Virtual Machineディスクにリポジトリを作成することはできません。
注意: 既存のパーティションを削除する前に、sdb1上のすべてのデータをバックアップすることを忘れないでください。新しいマシン上の既存のパーティションを削除する場合は、データのバックアップは必要ありません。 |
既存のパーティションを削除するには:
rootユーザーとしてログインし、次のコマンドを入力して、ディスク・パーティション・ユーティリティを実行します。
# parted /dev/sdb
出力は次のようになります。
GNU Parted 1.8.1 Using /dev/sdb Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands.
既存のパーティションを表示するには、次のコマンドを入力します。
# print
既存のパーティションを削除するには、次のコマンドを入力します。
# rm 1
既存のパーティションが削除されたことを確認するには、次のコマンドを入力します。
# print
既存のパーティションは削除されました。
この項は次のトピックで構成されています。
X2-4 Exalytics Machineは6つのハード・ディスクからなり、それぞれの容量は600GBです。そのうちの2つのディスクはRAID1構成で、残りの4つのディスクはRAID5構成です。ディスク領域の使用を最適化するには、Exalytics Machine上でRAID1およびRAID5を再構成する必要があります。RAID1を、100GBと457GBの容量を持つ2つの仮想ドライブから構成されるように再構成します。RAID5は、残りのドライブから構成されます。
X2-4 Exalytics Machine上の既存のRAID構成を再構成するには:
Integrated Lights Out Manager (ILOM)を使用して、Exalytics Machineを再起動します。
[Ctrl]キーを押しながら[Y]キーを押して、Exalytics Machineの再起動中にRAID CLI(コマンド行インタフェース)を入力します。
注意: RAID CLI.を入力できる状態になったら、再起動シーケンス中に「Copyright LSI Logic Corporation」と表示されます。このメッセージは短期間の間表示されるため、画面を注意して観察してください。これにより、マシンの再起動が再度必要になる事態を回避できます。 |
次のMegaRAIDコマンドを入力して、既存のRAID構成を削除します。
# -CfgLdDel -LALL -a0
次のコマンドを入力して、RAID1パーティションを100GBおよび457GBの2つの仮想ディスクで作成します。
# -CfgLdAdd -r1[252:0, 252:1] WB Direct NoCachedBadBBU -sz102400 -sz467968 -a0
次のコマンドを入力して、RAID5パーティションを残りのディスクで作成します。
# -CfgLdAdd -r5[252:2, 252:3, 252:4, 252:5] WB Direct NoCachedBadBBU -a0
ILOMの左側のペインで、ホスト管理を開いて、電源制御を選択します。「アクションの選択」リストで、電源サイクルを選択し、「保存」をクリックします。
Exalytics Machineが再起動します。
X3-4 Exalytics Machineは6つのハード・ディスクからなり、それぞれの容量は900GBです。2つのディスクがRAID1として構成され、4つのディスクがRAID5として構成されます。ディスク領域の使用を最適化するには、Exalytics Machine上でRAID1およびRAID5を再構成する必要があります。RAID1を、100GBと657GBの容量を持つ2つの仮想ドライブから構成されるように再構成します。RAID5は、残りのドライブから構成されます。
X3-4 Exalytics Machine上の既存のRAID構成を再構成するには:
Integrated Lights Out Manager (ILOM)を使用して、Exalytics Machineを再起動します。
[Ctrl]キーを押しながら[Y]キーを押して、Exalytics Machineの再起動中にRAID CLI(コマンド行インタフェース)を入力します。
注意: RAID CLI.を入力できる状態になったら、再起動シーケンス中に「Copyright LSI Logic Corporation」と表示されます。このメッセージは短期間の間表示されるため、画面を注意して観察してください。これにより、マシンの再起動が再度必要になる事態を回避できます。 |
次のMegaRAIDコマンドを入力して、既存のRAID構成を削除します。
# -CfgLdDel -LALL -a0
次のコマンドを入力して、RAID1パーティションを100GBおよび657GBの2つの仮想ディスクで作成します。
# -CfgLdAdd -r1[252:0, 252:1] WB Direct NoCachedBadBBU -sz102400 -sz672768 -a0
次のコマンドを入力して、RAID5パーティションを残りのディスクで作成します。
# -CfgLdAdd -r5[252:2, 252:3, 252:4, 252:5] WB Direct NoCachedBadBBU -a0
ILOMの左側のペインで、ホスト管理を開いて、電源制御を選択します。「アクションの選択」リストで、電源サイクルを選択し、「保存」をクリックします。
Exalytics Machineが再起動します。
X4-4 Exalytics Machineは6つのハード・ディスクからなり、それぞれの容量は1.2TBです。そのうちの2つのディスクはRAID1構成で、残りの4つのディスクはRAID5構成です。ディスク領域の使用を最適化するには、Exalytics Machine上でRAID1およびRAID5を再構成する必要があります。RAID1を、100GBと1000GBの容量を持つ2つの仮想ドライブから構成されるように再構成します。RAID5は、残りのドライブから構成されます。
X2-4 Exalytics Machine上の既存のRAID構成を再構成するには:
Integrated Lights Out Manager (ILOM)を使用して、Exalytics Machineを再起動します。
[Ctrl]キーを押しながら[Y]キーを押して、Exalytics Machineの再起動中にRAID CLI(コマンド行インタフェース)を入力します。
注意: RAID CLI.を入力できる状態になったら、再起動シーケンス中に「Copyright LSI Logic Corporation」と表示されます。このメッセージは短期間の間表示されるため、画面を注意して観察してください。これにより、マシンの再起動が再度必要になる事態を回避できます。 |
次のMegaRAIDコマンドを入力して、既存のRAID構成を削除します。
# -CfgLdDel -LALL -a0
次のコマンドを入力して、RAID1パーティションを100GBおよび1000GBの2つの仮想ディスクで作成します。
# -CfgLdAdd -r1[252:0, 252:1] WB Direct NoCachedBadBBU -sz102400 -sz999000 -a0
次のコマンドを入力して、RAID5パーティションを残りのディスクで作成します。
# -CfgLdAdd -r5[252:2, 252:3, 252:4, 252:5] WB Direct NoCachedBadBBU -a0
ILOMの左側のペインで、ホスト管理を開いて、電源制御を選択します。「アクションの選択」リストで、電源サイクルを選択し、「保存」をクリックします。
Exalytics Machineが再起動します。
仮想Exalyticsによる仮想化を使用しているときに、非仮想Exalyticsデプロイメントに戻る場合、次の手順を実行して、RAID構成をリセットする必要があります。
RAID構成をリセットするには:
Integrated Lights Out Manager (ILOM)を使用して、Exalytics Machineを再起動します。
[Ctrl]キーを押しながら[Y]キーを押して、Exalytics Machineの再起動中にRAID CLI(コマンド行インタフェース)を入力します。
注意: RAID CLI.を入力できる状態になったら、再起動シーケンス中に「Copyright LSI Logic Corporation」と表示されます。このメッセージは短期間の間表示されるため、画面を注意して観察してください。これにより、マシンの再起動が再度必要になる事態を回避できます。 |
次のMegaRAIDコマンドを入力して、既存のRAID構成を削除します。
# -CfgLdDel -LALL -a0
次のコマンドを入力して、RAID1パーティションをExalyticsデプロイメントにリストアします。
# -CfgLdAdd -r1[252:0, 252:1] WB Direct NoCachedBadBBU -a0
次のコマンドを入力して、RAID5パーティションを残りのディスクで作成します。
# -CfgLdAdd -r5[252:2, 252:3, 252:4, 252:5] WB Direct NoCachedBadBBU -a0
ILOMの左側のペインで、ホスト管理を開いて、電源制御を選択します。「アクションの選択」リストで、電源サイクルを選択し、「保存」をクリックします。
Exalytics Machineが再起動します。
この項には次のトピックが含まれます:
この項には次のトピックが含まれます:
Oracle VM Server 3.2.8をインストールするには:
Webブラウザで、URL: http://edelivery.oracle.com/oraclevm
を表示し、Exalytics Oracle VM x86-64用のOracle Exalytics Base Image 2.0.1.4.0 (部品番号V56222-01.zip)をローカル・ディレクトリにダウンロードして解凍します。
zipファイルには、次のisoファイルが含まれています。
Exalytics_X3-4_OVS3.2.8_09252014.iso: このisoファイルを使用して、X2-4またはX3-4 Exalytics MachineにOracle VM Serverをインストールします。
Exalytics_X4-4_OVS3.2.8_09252014.iso: このisoファイルを使用して、X4-4 Exalytics MachineにOracle VM Server 3.2.8をインストールします。
Exalytics Machineで、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)に接続してログオンします。
注意: X2-4またはX3-4 Exalytics MachineでOracle VM Server 3.2.8をインストールする場合、ILOM 3.1.2.24.dを使用する必要があります。X4-4 Exalytics MachineでOracle VM Server 3.2.8をインストールする場合、ILOM 3.2.4.18以降のバージョンを使用する必要があります。動作保証された最新バージョンのExalyticsについては、次のリンク先のOracle Exalytics動作保証マトリクスを参照してください。Oracle Exalytics動作保証マトリクスは、次のリンク先にあります。
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サマリー情報画面の「アクション」で、「起動」をクリックしてリモート・コンソールを起動します。
ILOMリモート・コンソールが表示されます。
Exalytics Machineの構成に応じて、次のいずれかのアクションを実行します。
X2-4およびX3-4 Exalytics Machineの場合、メニュー・バーから「デバイス」、CD-ROMイメージを選択し、ILOMでリモート仮想CD-ROMとしてX2-4およびX3-4マシン用のOracle VM Server 3.2.8イメージ(Exalytics_X3-4_OVS3.2.8_09252014.iso)をリンクします。
X4-4マシンの場合、メニュー・バーからKVMS、「記憶域」を選択します。「追加」をクリックし、ILOMでリモート仮想CD-ROMとしてX4-4マシン用のOracle VM Server 3.2.8イメージ(Exalytics_X4-4_OVS3.2.8_09252014.iso)にリンクします。「接続」をクリックします。
ILOMの左側のペインで、ホスト管理を開いて、ホスト制御を選択します。次のブート・デバイス・リストで、CDROMを選択し、「保存」をクリックします。
ILOMの左側のペインでホスト管理を開いて、電源制御を選択し、マシンを再起動します。「アクションの選択」リストで、電源サイクルを選択し、「保存」をクリックします。
Exalytics Machineが再起動し、Oracle VM Server画面が表示されます。
[Enter]キーを押して、Oracle VM Serverをインストールします。
Oracle VM ServerがExalytics Machineにインストールされます。Oracle VM Serverがインストールされたら、Exalytics Machineが自動的に再起動します。
次のインストール後の手順を実行して、Oracle VM Serverでネットワークを構成します。
/etc/sysconfig/networkファイルの編集
/etc/sysconfig/networkファイルを編集し、マシンのホスト名とネットワークのゲートウェイおよびネットマスクを追加します。
/etc/sysconfig/networkファイルの編集の手順:
/etc/sysconfig/networkファイルに移動し、これをテキスト・エディタで開きます。
HOSTNAMEをマシンの名前に変更します。
ネットワークのGATEWAYおよびNETMASKを入力します。
例:
NETWORKING=yes
NETWORKING_IPV6=no
GATEWAY=xx.xxx.xxx.x
NETMASK=xxx.xxx.xxx.x
HOSTNAME=<name of the machine>
ファイルを保存します。
bond0の構成
ifcfg-bond0ファイルを編集してbond0を構成します。
ifcfg-bond0ファイルの編集の手順:
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-bond0ファイルに移動し、これをテキスト・エディタで開きます。
BOOTPROTOをstaticに変更します。
例:
BOOTPROTO=static
マシンのIPアドレスを追加します。
例:
IPADDR=xx.xxx.xx.xxx
hostsファイルの編集
hostsファイルの編集の手順:
/etc/hostsファイルに移動し、これをテキスト・エディタで開きます。
ホストのIPアドレス、ホスト名および別名を追加します。
例:
xx.xxx.xx.xxx exalyticsHost1.mycompany.com.exalytics Host1
注意: ホストのIPアドレスが、ifcfg-bond0ファイルに入力したIPアドレスと同じであることを確認してください。 |
resolv.confファイルの編集
resolv.confファイルの編集の手順:
/etc/resolv.confファイルに移動し、これをテキスト・エディタで開きます。
DNSサーバー名および検索ベースを入力します。
例:
nameserver xxx.xxx.xxx.xxx
search xxx.mycompany.com
Exalytics Machineの再起動
Exalytics Machineの再起動の手順:
ILOMの左側のペインで、ホスト管理を開いて、電源制御を選択します。
「アクションの選択」リストで、電源サイクルを選択し、「保存」をクリックします。
Oracle VM Serverにパッチを適用することによって、Exalytics Base Image for Oracle VMを2.0.1.4にアップグレードします。このパッチにより、Base Imageが2.0.1.4にアップグレードされ、Flashドライバおよびユーティリティがインストールされます。
Oracle Exalytics Base Image for Oracle VMの2.0.1.4へのアップグレードの手順:
My Oracle Supportに移動し、パッチ番号18961186 (Linux x86-64用のExalytics Base Image 2.0.1.4 Oracle VMのパッチセット・アップグレード・ユーティリティ)をダウンロードします。パッチには、p18961186_10050_Linux-x86-64.zipファイルが含まれます。
zipファイルには、FlashドライバおよびFlash構成スクリプトが含まれます。
rootユーザーとしてExalytics Machineにログオンします。
Exalytics Machine上の適切なディレクトリに、このファイルの内容を抽出します。
ファイルを一時(/tmp)ディレクトリに解凍します。
次のディレクトリが作成されます。
exalytics_ovs_server_base_image_upgrade_to_2.0.1.4.0.
次のコマンドを入力してこのディレクトリに移動します。
# cd exalytics_ovs_server_base_image_upgrade_to_2.0.1.4.0
Base Imageを2.0.1.4にアップグレードし、Flashをインストールするには、次のコマンドを入力します。
# ./exalytics_ovs_server_base_image_upgrade_to_2.0.1.4.0.sh
出力は、次のようになります。
OS Version check passed.. Update to 2.0.1.4.0 starting at Mon Sep 15 10:41:28 EDT 2014 Skipping removing rpm kernel-ib-devel as it doesn't exist... Skipping removing rpm kernel-ib as it doesn't exist... Skipping removing rpm ibvf-config as it doesn't exist... Done Applying rpm exalytics-flash-1.0.0.6-3.x86_64.rpm Preparing... ########################################### [100%] 1:exalytics-flash ########################################### [100%] postInstall (exalytics-flash) 1 ... [EXALYTICS_INFO:GENERAL] Updating exalytics-flash-config file to set FLASH_INSTALL_TYPE=OVS ... postInstall (exalytics-flash) 1; done Applying rpm openib-1.5.4.1-4.0.16.el5.noarch.rpm warning: ./rpms/openib-1.5.4.1-4.0.16.el5.noarch.rpm: Header V3 DSA signature: NOKEY, key ID 1e5e0159 Preparing... ########################################### [100%] 1:openib ########################################### [100%] Applying rpm ovsvf-config-1.0-10.noarch.rpm warning: ./rpms/ovsvf-config-1.0-10.noarch.rpm: Header V3 DSA signature: NOKEY, key ID 1e5e0159 error: Failed dependencies: infiniband-diags is needed by ovsvf-config-1.0-10.noarch sed: cannot rename /etc//sedHbkLxt: Invalid cross-device link Preparing... ########################################### [100%] 1:infiniband-diags ########################################### [100%] Preparing... ########################################### [100%] 1:exalogic.tools ########################################### [100%] -------------------------------------------------------- Successfully installed exalogic.tools -------------------------------------------------------- .....[exalogic.tools] := Post Transaction called............... Preparing... ########################################### [100%] 1:libibumad ########################################### [100%] Preparing... ########################################### [100%] 1:libibmad ########################################### [100%] Preparing... ########################################### [100%] 1:opensm-libs ########################################### [100%] Preparing... ########################################### [100%] 1:opensm ########################################### [100%] [EXALOGIC_INFO:GENERAL] Configuring Xen bridge... [EXALOGIC_INFO:GENERAL] Adding GATEWAY to /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-xenbr0... grep: /tmp/cur_network.conf: No such file or directory [EXALOGIC_INFO:GENERAL] Xen bridge is configured Running post patch script file /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-bondib0 not found /usr/lib/init-exalogic-node/init-ipoib.sh not exist in /etc/rc.local , nothing to delete Completed post patch script Expected base image version number not found in /usr/lib/init-exalogic-node/.image_id so not updating Image name in imageinfo is already uptodate finished; Mon Sep 15 10:41:31 EDT 2014 finished; Mon Sep 15 10:41:31 EDT 2014
アップグレードが正常に実行されたことを確認するには、次のコマンドを入力します。
# imageinfo
出力は、次のようになります。
Exalytics 2.0.1.4.0 (build:r) Image version : 2.0.1.4.0 Image build version : Creation timestamp : 2014-09-09 11:47:59 -0400 Kernel version : 2.6.32.21-45.6xen Image activated : 2014-09-02 04:02:58 -0500 Image status : SUCCESS
FlashがインストールされたことおよびインストールされたFlashカードの数を確認するには、次のコマンドを入力します。
# ddcli
X2-4またはX3-4構成の場合、6枚のFlashカードが表示されます。出力は、次のようになります。
**************************************************************************** LSI Corporation WarpDrive Management Utility Version 107.00.00.04 (2012.06.05) Copyright (c) 2011 LSI Corporation. All Rights Reserved. **************************************************************************** ID WarpDrive Package Version PCI Address -- --------- --------------- ----------- 1 ELP-4x100-4d-n 06.05.09.00 00:11:00:00 2 ELP-4x100-4d-n 06.05.09.00 00:21:00:00 3 ELP-4x100-4d-n 06.05.07.00 00:31:00:00 4 ELP-4x100-4d-n 06.05.07.00 00:a1:00:00 5 ELP-4x100-4d-n 06.05.01.00 00:c1:00:00 6 ELP-4x100-4d-n 06.05.01.00 00:d1:00:00
注意: X4-4構成の場合、3枚のFlashカードが表示されます。 |
次の項で説明するように、Oracle VM Manager 3.2.8をインストールおよび構成します。
Oracle VM Managerは、Exalytics Machineとは別のマシンにインストールすることをお薦めします。特に、同じ地理的な場所にあるOracle VM Server内に配置しておくと最適です。
Oracle VM Manager 3.2.8をインストールするには:
次のリンクのOracle Software Delivery Cloud Webサイトから、Oracle VM Manager 3.2.8 (部品番号V44601-01)をダウンロードします。
Oracle VM Manager 3.2.8をインストールします。手順については、『Oracle VMインストレーションおよびアップグレード・ガイド リリース3.2』の第4章「Oracle VM Managerのインストール」を参照してください。このガイドは、次の場所にあります。
Oracle VM Manager環境へのOracle VM Serverの追加は、Oracle VM Serverの検出と呼ばれます。サーバーの検出は、仮想化環境の構成における最初のステップです。
Oracle VM Serverを検出するには、次の手順を実行します。
Oracle VM Managerに接続します。
サーバーおよびVMタブを選択します。
左側のペインで、サーバー・プールを右クリックして、サーバーの検出を選択します。
検出ダイアログ・ボックスが表示されます。
次のサーバーに関する情報を入力します。
Oracle VMエージェントのポート。デフォルトのポート番号は8899です。
Oracle VMエージェントのパスワード。デフォルトのパスワードはoracleです。
IPアドレス。
「OK」をクリックします。
Oracle VM Serverとその詳細(プロセッサの数、IPアドレス、プロセッサの速度、RAM、ネットワーク・ポートおよびその構成を含む)が検出され、「未割当てのサーバー」フォルダに追加されます。
詳細は、『Oracle VMユーザーズ・ガイド リリース3.2』の第6章「サーバー・プールおよびOracle VM Serverの管理」を参照してください。
仮想ネットワーク・インタフェース・コントローラ(VNIC)は、仮想マシンによってネットワーク・カードとして使用されます。各VNICに使用するMACアドレスの範囲を定義することで、仮想ネットワーク・インタフェースを作成します。各MACアドレスは単一の仮想ネットワーク・インタフェース・コントローラ(NIC)に対応し、仮想マシンによって使用されます。
仮想ネットワーク・インタフェース・コントローラを作成するには、次の手順を実行します。
Oracle VM Managerにログオンします。
サーバーおよびVMタブを選択します。
左側のペインで、サーバー・プールを右クリックして、VNICの作成を選択します。
MACセレクタ・パネルが表示されます。
「次へ」をクリックして、次の使用可能なMACアドレスを検出します。
作成するアドレスの数を選択して、作成をクリックします。
注意: デプロイする仮想マシンの数と同じ個数のアドレスを選択します。 |
VNICが作成され、「仮想NIC」表にリストされます。
「閉じる」をクリックします。
詳細は、『Oracle VMユーザーズ・ガイド リリース3.2』の第7章「仮想マシンの管理」を参照してください。
サーバー・プールは、少なくとも1つのOracle VM Serverからなります。仮想マシンを実行できる十分なリソース(CPU、メモリーなど)がサーバー・プールにない場合は、Oracle VM Serverを追加することによってサーバー・プールを拡張できます。
サーバー・プールを作成する前に、次が必要です。
サーバー・プールのIPアドレス
各仮想マシンのIPアドレス
Oracle VM ServerにインストールしたOracle VMエージェントにアクセスするためのパスワード
サーバー・プールの作成およびサーバーの追加の詳細は、『Oracle VMユーザーズ・ガイド リリース3.2』の第6章「サーバー・プールおよびOracle VM Serverの管理」を参照してください。
注意: サーバー・プールを作成する際には、「クラスタのアクティブ化」オプションの選択を解除する必要があります。 |
リポジトリには、仮想マシン、仮想マシンの作成用テンプレート、仮想マシン・アセンブリなどのOracle VMリソースが格納されます。
注意: 使用する物理ディスクごとにリポジトリを作成することをお薦めします。Oracle VMテンプレートとクローニングされた仮想マシンの格納用には小さなリポジトリを、仮想マシンに割り当てられた仮想ディスクの格納用には大きなリポジトリを使用します。 |
Exalyticsリポジトリを作成および構成してから、そのリポジトリをOracle VM Serverに提示するには、Oracle VM Managerを使用します。
Exalyticsリポジトリを作成するには、次の手順を実行します。
Oracle VM Managerにログオンします。
「リポジトリ」タブを選択します。
ツールバーの新規リポジトリの作成を選択して、データ・リポジトリの作成ダイアログを表示します。
次の手順を実行します。
「リポジトリ名」フィールドに、リポジトリの名前を入力します。
リポジトリの場所を見つけるには、「物理ディスク」を選択してから「検索」をクリックします。
ドロップダウン・リストから、ローカルのストレージ・アレイを選択し、2つのストレージ・ディスクのうちの小さいほうを選択します。
「OK」をクリックします。
リポジトリ用のサーバー・プールを選択します。
「次」をクリックします。
Oracle VM Serverに提示する新しいリポジトリが用意されました。Oracle VM Serverでのリポジトリの使用を有効化するには、Oracle VM Serverに対してリポジトリを提示する必要があります。
Oracle VM Serverを選択して、「サーバー」フィールドから「サーバーに提示」フィールドへ移動してから、「終了」をクリックします。
リポジトリは、「リポジトリ」タブにリストされます。
詳細は、『Oracle VMユーザーズ・ガイド リリース3.2』の第4章「ストレージの管理」を参照してください。
Oracle VM ManagerでVMネットワーク・チャネルを作成することにより、サーバー・プール内のOracle VMゲストが相互に通信したり外部ネットワークと通信できるようにします。VMネットワーク・チャネルは、Oracle VMゲストとのネットワーク・トラフィックのやり取りを制御するXenブリッジを作成するようOracle VM Serverに命令します。
Oracle VM ManagerとOracle VM Server間の通信を可能にするサーバー管理ネットワーク・チャネルはOracle VM Managerによって自動的に作成されます。この既存のサーバー管理ネットワーク・チャネルを使用して、仮想マシンと通信したり、新規ネットワーク・チャネルを作成できます。
注意: 仮想マシンの新規ネットワーク・チャネルを作成することをお薦めします。 |
VMネットワーク・チャネルを作成するには、次のトピックの1つで説明されている手順に従います。
仮想マシンの既存のサーバー管理ネットワーク・チャネルの使用
簡易ネットワーク・デプロイメントの場合、デフォルトのサーバー管理ネットワーク・チャネルを使用して仮想マシンと通信できます。
仮想マシンの既存のサーバー管理ネットワーク・チャネルの使用の手順:
Oracle VM Managerにログオンします。
「ネットワーキング」タブを選択します。
サーバー管理ネットワーク・チャネルのアドレスを選択します。
注意: サーバー管理ネットワーク・チャネルのアドレスは、入力したゲートウェイ・アドレスと似ていますが、アドレスの末尾にある数字がゼロである点が異なります。たとえば、ゲートウェイ・アドレスとして10.244.138.1を入力した場合、サーバー管理ネットワーク・チャネルのアドレスは10.244.138.0として表示されます。 |
「編集」アイコンをクリックします。
「ネットワークの編集」画面が表示されます。
仮想マシンがサーバー管理ネットワーク・チャネルに接続できるようにするには、「仮想マシン」を選択します。
「次」をクリックします。
デフォルトのサーバー設定のままにして、「次へ」をクリックします。
デフォルトのポート設定のままにして、「次へ」をクリックします。
終了をクリックします。
サーバー管理ネットワーク・チャネルのアドレスに対する「仮想マシン」列に、仮想マシンがネットワークに接続されていることを示すチェック・マークが表示されます。
仮想マシンの新規ネットワーク・チャネルの作成
新規ネットワーク・チャネルを作成する前に、追加のイーサネット・ケーブルをギガビット・イーサネット・コネクタ・ポートに接続し、Oracle VM Managerユーザー・インタフェースを介して結合ポートを新しく作成する必要があります。
注意: 次の手順では、ネットワーク・チャネルの結合ポートを作成および使用する方法について説明します。必要な場合、チャネル用として結合のかわりに単一のイーサネット・ポートを使用することもできます。結合ポートを使用することをお薦めします。 |
結合ポートおよびネットワーク・チャネルの作成の手順:
Oracle VM Managerにログオンします。
サーバーおよびVMタブを選択します。
結合ポートを新しく作成するには、次の手順を実行します。
左側のペインで、「サーバー・プール」を開いて、Oracle VM Serverが実行されているExalytics Machineを選択します。
パースペクティブ・リストで、結合ポートを選択します。
結合ポートの作成をクリックします。
結合ポートの作成ページが表示されます。
「アドレッシング」リストで、「IPアドレス」を選択します。
「IPアドレス」フィールドで、結合用のIPアドレスを入力します。
「マスク」フィールドで、結合用のネットマスクを入力します。
「MTU」フィールドはデフォルトの数値のままにします。
結合の説明を入力します。
「使用可能なポート」セクションで、接続されているポートを選択し、選択したポート・セクションに移動します。
「OK」をクリックします。
新規ネットワーク・チャネルを作成するには、次のタスクを実行します。
「ネットワーキング」タブを選択します。
新規ネットワークの作成をクリックします。
「ネットワークの作成」ページが表示されます。
「結合/ポートのみを使用してネットワークを作成」を選択し、「次へ」をクリックします。
「名前」フィールドで、ネットワークの名前を入力します。
説明を入力します。
「仮想マシン」を選択し、「次へ」をクリックします。
「使用可能なサーバー」セクションで、Oracle VM Managerが実行されているサーバーを選択し、これを「選択したサーバー」セクションに移動し、「次へ」をクリックします。
「使用可能なポート exalyticsmsg.java Java List」セクションで、手順3で作成した結合ポートを選択し、これを選択したポート・セクションに移動し、「次へ」をクリックします。
「ポート」ページが表示されます。
「ポート」ページで設定を確認し、「終了」をクリックします。
詳細は、『Oracle VMユーザーズ・ガイド リリース3.2』の第5章「ネットワークの管理」を参照してください。
新規ユーザーは、リリース1パッチセット5 (1.0.0.5)を仮想化環境に適用する必要があります。手順については、第2.2.2.2項「仮想化用に構成されたExalytics MachineへのOracle Exalyticsリリース1パッチセット5 (1.0.0.5)の適用」を参照してください。
仮想マシンの作成には、仮想テンプレートを使用します。テンプレートから仮想マシンを作成するプロセスは、クローニングと呼ばれています。仮想マシンを作成する前に、次のリソースが使用できることを確認してください。
サーバー・プール
Oracle VM Server
VMテンプレート
テンプレートから仮想マシンを作成するプロセスは、次の手順からなります。
VMテンプレートをダウンロードするには、次の手順を実行します。
次の手順を実行し、Exalytics Oracle VM Template 2.0.1.4.0 for Exalytics Oracle VM x86-64をダウンロードして保存します。
次のリンクのOracle Software Delivery Cloud Webサイトに移動します。
製品パックの選択リストから「Oracle Business Intelligence」を選択します。
「プラットフォーム」リストで、「Linux X86-64」を選択します。
「実行」をクリックします。
Linux x86-64用Oracle Exalyticsソフトウェア・メディア・パック(リリース1.0.0.5.0)を選択します。
「続行」をクリックします。
Oracle Exalytics Oracle VM Template 2.0.1.4.0 (部品番号: V56221-01)をダウンロードします。
これをWebサーバーに保存します。
テンプレートをダウンロードしたら、Oracle VM Managerにインポートします。
VMテンプレートをOracle VM Managerにインポートするには:
Oracle VM Managerにログオンします。
「リポジトリ」タブを選択します。
左側のペインで、テンプレートを保存するリポジトリを選択します。
VMテンプレートを選択します。
ツールバーのVMテンプレートのインポートをクリックして、VMテンプレートのインポート・ダイアログを表示します。
Oracle VM Serverを選択し、WebサーバーにダウンロードしたVMテンプレートのHTTPまたはFTP URLを入力します。
「OK」をクリックして、VMテンプレートをインポートします。
Oracle VM Managerにテンプレートをインポートしたら、そのテンプレートを使用して仮想マシンを作成します。
注意: Oracle VM Managerを使用して、必要なサイズの仮想ディスクを大きいほうのリポジトリに作成することをお薦めします。これらの仮想ディスクを、システムにデプロイされている仮想マシンと関連付けます。仮想ディスクには、Exalyticsソフトウェアや、Exalytics Machineに関連付けられている様々なファイルをインストールするための十分な容量が確保されています。 |
VMテンプレートから仮想マシンを作成するには、次の手順を実行します。
Oracle VM Managerにログオンします。
サーバーおよびVMタブを選択します。
左側のペインのツールバーの仮想マシンの作成をクリックします。
仮想マシンの作成ダイアログが表示されます。
既存のVMテンプレートからのクローニングを選択します。
次の手順を実行します。
クローニング数リストで、クローニングするマシンの数を選択します。
リポジトリ・リストで、マシンに使用するリポジトリを選択します。
VMテンプレート・リストで、仮想マシンの作成元とするVMテンプレートを選択します。
仮想マシンの名前を入力します。
サーバー・プール・リストで、サーバー・プールを選択します。
仮想マシンの説明を入力します。
終了をクリックします。
仮想マシンが作成され、いつでも構成できる状態になります。
詳細は、『Oracle VMユーザーズ・ガイド リリース3.2』の第7章「仮想マシンの管理」を参照してください。
Oracle VM 3.0.3以降のバージョンを実行している既存のユーザーは、次のタスクを実行する必要があります。
Oracle VM Server 3.2.8およびOracle VM Manager 3.2.8にアップグレードします。第3.3項「Oracle VM ManagerおよびOracle VM Serverの3.2.8へのアップグレード」を参照してください。
Oracle Exalyticsリリース1パッチセット4を仮想化環境に適用します。第3.4項「仮想化環境へのOracle Exalyticsリリース1パッチセット5の適用」を参照してください。
この項には次のトピックが含まれます:
第3.3.1項「Oracle VM Server 3.0.3 (Base Image 2.0.1.1)以降のバージョンのOracle VM Server 3.2.8へのアップグレード」
第3.3.2項「Oracle VM Manager 3.0.3以降のバージョンのOracle VM Manager 3.2.8へのアップグレード」
注意: 同じリリース・バージョンのOracle VM ManagerとOracle VM Serverを使用することをお薦めします。 |
Oracle VM Server 3.0.3以降のバージョンを実行している新規または既存のユーザーは、Oracle VM Server 3.2.8にアップグレードする必要があります。手順については、「Oracle VM Server 3.0.3 (Base Image 2.0.1.1)以降のバージョンのOracle VM Server 3.2.8へのアップグレード」を参照してください。
注意: Oracle VM Manager 3.2.8がすでにインストールされている場合は、この項は無視してください。 |
Oracle VM Manager 3.0.3以降のバージョンを実行している既存のユーザーは、Oracle VM Manager 3.2.8にアップグレードする必要があります。手順については、「Oracle VM Manager 3.0.3以降のバージョンのOracle VM Manager 3.2.8+へのアップグレード」を参照してください。
新規ユーザーおよび既存ユーザーの双方が、リリース1パッチセット5 (1.0.0.5)を仮想化環境に適用する必要があります。手順については、第2.2.2.2項「仮想化用に構成されたExalytics MachineへのOracle Exalyticsリリース1パッチセット5 (1.0.0.5)の適用」を参照してください。
注意: 既存のユーザーであり、仮想Exalytics Machineにすでにソフトウェアをインストールして、構成済である場合は、この項は無視できます。 |
仮想マシンにExalyticsソフトウェアをインストールするプロセスは、非仮想Exalytics Machineにそのソフトウェアをインストールする場合と同じですが、仮想マシンではExalyticsメモリー全体にアクセスできない点が異なります。共有メモリー関連のカーネル・パラメータを設定する場合や大きなページを作成する場合は、この制限を念頭に置いてください。
この項は次のトピックで構成されています:
Exalyticsソフトウェアを仮想マシンにインストールする前に、次の前提条件を満たす必要があります。
仮想マシンを作成していること。
仮想ディスクを作成した後、仮想マシンに関連付けていること。
仮想マシンおよび仮想ディスクの作成の詳細は、『Oracle VMユーザーズ・ガイド リリース3.2』の第7章「仮想マシンの管理」を参照してください。
この項は次のトピックで構成されています:
Exalyticsソフトウェアをインストールするには、まず仮想ディスクに/u01パーティションを作成してマウントする必要があります。
注意: 次の手順では、/u01パーティションのサイズが1.6TBであることが前提となっています。特定のニーズや構成に応じて、/u01パーティションに異なるサイズを使用できます。 |
/u01パーティションを作成してマウントするには、次の手順を実行します。
rootユーザーとしてログインしたら、次のようなコマンドを使用して仮想ディスク上に/u01ディレクトリを構成します。
パーティションを作成するには、次のコマンドを入力します。
parted /dev/xvdb
GNU Parted 1.8.1
Using /dev/xvdb
Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands.
(parted) mklabel msdos
(parted) mkpart primary 0 1600GB
(parted) print
Model: Xen Virtual Block Device (xvd)
Disk /dev/xvdb: 1600GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: msdos
Number Start End Size Type File system Flags
1 32.3kB 1600GB 1600GB primary
(parted) quit
論理ボリュームを作成するには、次のコマンドを入力します。
lvm pvcreate /dev/xvdb1
Physical volume "/dev/xvdb1" successfully created
lvm vgcreate VolGroup01 /dev/xvdb1
Volume group "VolGroup01" successfully created
VolGroup01の使用されていないエクステントを表示するには、次のコマンドを入力します。
vgs -o +vg_free_count,vg_extent_count
VG #PV #LV #SN Attr VSize VFree Free Ext
VolGroup01 1 0 0 wz--n- 1.46T 1.46T 381469 381469
lvm lvcreate --extents 381469 --name LogVol00 VolGroup01
Logical volume "LogVol00" created
ファイル・システムを作成するには、次のコマンドを入力します。
mkfs.ext4 /dev/VolGroup01/LogVol00
次の行を/etc/fstabファイルに追加します。
/dev/VolGroup01/LogVol00/u01 ext4 defaults 0 0
ディレクトリをマウントするには、次のコマンドを入力します。
mkdir /u01
mount /u01
次のコマンドを入力して、パーティションが作成されたことを確認します。
df –lh
Virtual Machineテンプレートには、オペレーティング・システムのユーザー名としてoracleが含まれています。このユーザー名を「oinstall」グループに関連付けてから、そのパスワードを作成します。
この項内の手順では、ユーザーに「oracle」、グループに「oinstall」という名前を付けることを前提とします。
注意: 別のユーザーおよびグループを追加するには、rootユーザーとして次のコマンドを入力します。
|
Oracleユーザーを変更して権限を付与するには:
rootユーザーとしてログインします。
次のコマンドを入力して、ユーザー名「oracle」をグループ「oinstall」に関連付けてからパスワードを作成します。
groupadd oinstall
usermod –g oinstall oracle
passwd oracle
次のコマンドを入力して、ソフトウェアのインストール先である/u01ドライブに対する権限を付与します。
chown oracle:oinstall /u01
chmod 775 /u01
仮想マシンでVNCサーバーを起動します。
仮想Exalytics Machineへのアプリケーション・ソフトウェア・コンポーネントのインストール・プロセスは、非仮想化Exalytics Machineへのこれらのインストールと同様です。第4章「Exalytics Machineへのソフトウェアのインストール」を参照してください。
この項には次のトピックが含まれます:
仮想マシンの詳細および仮想マシンに関連付けられているジョブを表示できます。
仮想マシンの詳細を表示するには:
Oracle VM Managerにログオンします。
サーバーおよびVMタブを選択します。
左側のペインで、仮想マシンの常駐先のサーバー・プールを選択します。
パースペクティブ・リストから、仮想マシンを選択します。
管理ペインで、仮想マシンを選択します。
選択した仮想マシンの左にある拡張矢印をクリックします。
表示されるタブは次のとおりです。
構成:メモリーとプロセッサの最小および最大サイズ、オペレーティング・システム、ドメイン・タイプ、高可用性の状態などの仮想マシンに関する一般情報が表示されます。
ネットワーク: 仮想マシンで使用されているネットワークおよびVNICが表示されます。
ディスク: 仮想マシンに接続されている仮想ディスクおよび物理ディスクが表示されます。
仮想マシンのイベントを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle VM Managerにログオンします。
サーバーおよびVMタブを選択します。
左側のペインで、仮想マシンの常駐先のサーバー・プールを選択します。
パースペクティブ・リストから、仮想マシンを選択します。
管理ペインで、仮想マシンを選択します。
ツールバーの選択したVMイベントの表示をクリックします。
イベント・ダイアログが表示されます。
仮想マシンに関連付けられているジョブを確認します。
詳細は、『Oracle VMユーザーズ・ガイド リリース3.2』の第7章「仮想マシンの管理」を参照してください。
仮想マシンはOracle VM Managerから起動します。
仮想マシンを構成して起動するには、次の手順を実行します。
Oracle VM Managerにログオンします。
サーバーおよびVMタブを選択します。
左側のペインで、仮想マシンの常駐先のサーバー・プールを選択します。
パースペクティブ・リストから、仮想マシンを選択します。
管理ペインで、仮想マシンを選択し、ツールバーの編集をクリックします。
仮想マシンの編集ダイアログが表示されます。
「構成」タブを選択します。
仮想マシンの必要な構成を選択して、「OK」をクリックします。
「ネットワーク」タブを選択します。
VNICを選択して仮想マシンに割り当てた後、「OK」をクリックします。
「ディスク」タブを選択します。
仮想ディスクを選択して仮想マシンに割り当てます。
「OK」をクリックします。
ツールバーの起動をクリックします。
仮想マシンが起動します。
詳細は、『Oracle VMユーザーズ・ガイド リリース3.2』の第7章「仮想マシンの管理」を参照してください。
仮想マシンを起動したら、仮想マシン上のネットワークを構成して、仮想マシンがネットワークにアクセスできるようにします。
仮想マシン上のネットワークを構成するには、次の手順を実行します。
Oracle VM Serverにログオンします。
次のコマンドを入力します。
xm list
仮想マシンのDomain-0およびUUID番号が表示されます。
次のコマンドを実行します。
xm console <UUID_NUMBER_FOR_VIRTUAL_MACHINE>
仮想マシンのコンソールが表示されます。
デフォルトのパスワード「ovsroot」を使用して、rootユーザーとしてログインします。
次のコマンドを入力します。
system-config-network
次の情報を入力して、eth0デバイスを編集します。
IPアドレス
ネットマスク
ゲートウェイ
DNS設定
保存と終了をクリックします。
次のコマンドを実行して、ネットワーク構成をリロードします。
service network reload
/etc/hostsファイルを編集して、マシン名とIPアドレスを追加します。
各VMゲストを1GBのデフォルトスワップ領域で作成します。Exalytics MachineでOracle Database In-Memoryを実行するには、スワップ領域を最低でも16GBに増やす必要があります。
注意: 次の手順では、20GBの新しい仮想ディスク(/dev/xvdd)を作成して、スワップ領域を増やす方法について説明します。 |
仮想マシン上にSWAPを増やす手順:
次のアクションを実行して、VMゲストに新しい仮想ディスクを追加します。
Oracle VM Managerにログオンします。
サーバーおよびVMタブを選択します。
左側のペインで、仮想マシンの常駐先のサーバー・プールを選択します。
「パースペクティブ」リストから、「仮想マシン」を選択します。
ツールバーで、「停止」をクリックして仮想マシンを停止します。
仮想マシンが停止したことを確認します。
ツールバーの編集をクリックします。
仮想マシンの編集ダイアログが表示されます。
ディスク・タブをクリックします。
「ディスク・タイプ」で「仮想ディスク」を選択します。
「アクション」で「追加」をクリックします。
「仮想ディスクの作成」ダイアログが表示されます。
「仮想ディスク名」フィールドで仮想ディスクの名前を入力し、「サイズ」フィールドで20と入力してから、「OK」を2回クリックします。
ツールバーで、「起動」をクリックして仮想マシンを起動します。
次のアクションを実行して、VMゲストに論理ボリュームを追加し、追加のスワップを作成します。
Oracle VM Serverにログオンします。
新しい仮想ディスクの詳細を確認するには、次のコマンドを入力します。
fdisk -l
新しい仮想ディスクの詳細が表示されます。たとえば、新しい仮想ディスクが/dev/xvddである場合、次のような出力結果が表示されます。
.... Disk /dev/xvdd: 21.4 GB, 21474836480 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 2610 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
新しいパーティション/dev/xvdd1を作成するには、rootユーザーとして次のコマンドを入力します。
# fdisk /dev/xvdd
次のような出力が表示されます。
Device contains neither a valid DOS partition table, nor Sun, SGI or OSF disklabel Building a new DOS disklabel. Changes will remain in memory only, until you decide to write them. After that, of course, the previous content won't be recoverable. The number of cylinders for this disk is set to 2610. There is nothing wrong with that, but this is larger than 1024, and could in certain setups cause problems with: 1) software that runs at boot time (e.g., old versions of LILO) 2) booting and partitioning software from other OSs (e.g., DOS FDISK, OS/2 FDISK) Warning: invalid flag 0x0000 of partition table 4 will be corrected by w(rite)
コマンド・プロンプトで、nと入力します。例:
Command (m for help): n
次のような出力結果が表示されます。
Command action e extended p primary partition (1-4) p
パーティション番号プロンプトで、1と入力します。例:
Partition number (1-4): 1
最初のシリンダ(1-2610、デフォルトは1)プロンプトで、[Enter]を押してデフォルト値を使用します。
次のような出力結果が表示されます。
Using default value 1
最後のシリンダまたは+sizeまたは+sizeMまたは+sizeK(1-2610、デフォルトは2610)プロンプトで、[Enter]を押してデフォルト値を使用します。
次が表示されます。
Using default value 2610
コマンド・プロンプトで、tと入力します。例:
Command (m for help): t
次が表示されます。
Selected partition 1
16進コード(コードを一覧表示するには、Lと入力)プロンプトで、8eと入力します。
次が表示されます。
Changed system type of partition 1 to 8e (Linux LVM)
コマンド・プロンプトで、wと入力します。例:
Command (m for help): w
次が表示されます。
The partition table has been altered! Calling ioctl() to re-read partition table. Syncing disks.
パーティション/dev/xvdd1に物理ボリュームを作成するには、次のコマンドを入力します。
# pvcreate /dev/xvdd1
新しくフォーマットされたディスクを既存のボリューム・グループに追加するには、次のコマンドを入力します。
# vgextend VolGroup00 /dev/xvdd1
論理ボリュームを作成するには、次のコマンドを入力します。
# lvcreate -L 20G VolGroup00 -n LogVol03
スワップ用の論理ボリュームをフォーマットするには、次のコマンドを入力します。
# mkswap /dev/VolGroup00/LogVol03
スワップを有効にするには、次のコマンドを入力します。
swapon /dev/VolGroup00/LogVol03
更新したスワップ領域を確認するには、次のコマンドを入力します。
# cat /proc/swaps
次のような出力が表示されます。
Filename Type Size Used Priority /dev/mapper/VolGroup00-LogVol01 partition 1048572 0 -1 /dev/mapper/VolGroup00-LogVol03 partition 20971516 0 -2
次の行を/etc/fstabファイルに追加します。
/dev/VolGroup00/LogVol03 swap swap defaults 0 0
各仮想マシンは、デフォルトで10GBのルート・パーティションで作成されます。必要に応じて、仮想マシンのroot "/"ディレクトリにマウントされたデフォルトの論理ボリュームVolGroup00-LogVol00のサイズを増やすことができます。
仮想マシン上にルート・パーティションのサイズを増やす手順:
仮想マシンにrootユーザーとしてログインします。
仮想マシンの現在の物理ボリュームを確認するには、次のコマンドを入力します。
# cat /proc/partitions
次のような出力が表示されます。
major minor #blocks name 202 0 10485760 xvda 202 1 257008 xvda1 202 2 10225372 xvda2 252 0 7340032 dm-0 252 1 1048576 dm-1 252 2 102400 dm-2
次のアクションを実行して、VMゲストに新しい仮想ディスクを追加します。
注意: 次の手順では、10GBの新しい仮想ディスク(/dev/xvdd)を作成する方法について説明します。 |
Oracle VM Managerにログオンします。
サーバーおよびVMタブを選択します。
左側のペインで、仮想マシンの常駐先のサーバー・プールを選択します。
「パースペクティブ」リストから、「仮想マシン」を選択します。
ツールバーで、「停止」をクリックして仮想マシンを停止します。
仮想マシンが停止したことを確認します。
ツールバーの編集をクリックします。
仮想マシンの編集ダイアログが表示されます。
ディスク・タブをクリックします。
「ディスク・タイプ」で「仮想ディスク」を選択します。
「アクション」で「追加」をクリックします。
「仮想ディスクの作成」ダイアログが表示されます。
「仮想ディスク名」フィールドで仮想ディスクの名前を入力し、「サイズ」フィールドで100と入力してから、「OK」を2回クリックします。
ツールバーで、「起動」をクリックして仮想マシンを起動します。
仮想マシンの現在のパーティショニングを確認するには、次のコマンドを入力します。
# df -h
次のような出力が表示されます。
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/mapper/VolGroup00-LogVol00 6.8G 2.9G 3.7G 44% /dev/xvda1 244M 35M 197M 15% /boottmpfs 50G 0 50G 0% /dev/shm/dev/mapper/VolGroup00-LogVol02 97M 5.6M 87M 7% /shared_agent_instance_home
仮想マシンの使用可能な新しい物理ボリュームを確認するには、次のコマンドを入力します。
# cat /proc/partitions
次のような出力が表示されます。
major minor #blocks name 202 0 10485760 xvda 202 1 257008 xvda1 202 2 10225372 xvda2 202 16 104857600 xvdb 252 0 7340032 dm-0 252 1 1048576 dm-1 252 2 102400 dm-2
注意: 前述の例で、/dev/xvdbが新しく接続されたディスクです。 |
新しく接続されたディスクをパーティション化するには、次のアクションを実行します。
次のコマンドを入力します。
# fdisk /dev/xvdb
次のような出力が表示されます。
Device contains neither a valid DOS partition table, nor Sun, SGI or OSF disklabel Building a new DOS disklabel. Changes will remain in memory only, until you decide to write them. After that, of course, the previous content won't be recoverable. The number of cylinders for this disk is set to 13054. There is nothing wrong with that, but this is larger than 1024, and could in certain setups cause problems with: 1) software that runs at boot time (e.g., old versions of LILO) 2) booting and partitioning software from other OSs (e.g., DOS FDISK, OS/2 FDISK) Warning: invalid flag 0x0000 of partition table 4 will be corrected by w(rite)
コマンド・プロンプトで、pと入力します。例:
Command (m for help): p
次のような出力結果が表示されます。
Disk /dev/xvdb: 107.3 GB, 107374182400 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 13054 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Device Boot Start End Blocks Id System
コマンド・プロンプトで、nと入力します。例:
Command (m for help): n
次のような出力結果が表示されます。
Command action e extended p primary partition (1-4) p
パーティション番号プロンプトで、1と入力します。例:
Partition number (1-4): 1
最初のシリンダ(1-13054、デフォルトは1)プロンプトで、[Enter]を押してデフォルト値を使用します。
次のような出力結果が表示されます。
Using default value 1
最後のシリンダまたは+sizeまたは+sizeMまたは+sizeK(1-13054、デフォルトは13054)プロンプトで、[Enter]を押してデフォルト値を使用します。
次が表示されます。
Using default value 13054
コマンド・プロンプトで、tと入力します。例:
Command (m for help): t
次が表示されます。
Selected partition 1
16進コード(コードを一覧表示するには、Lと入力)プロンプトで、8eと入力します。
次が表示されます。
Changed system type of partition 1 to 8e (Linux LVM)
コマンド・プロンプトで、pと入力します。例:
次が表示されます。
Disk /dev/xvdb: 107.3 GB, 107374182400 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 13054 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/xvdb1 1 13054 104856223+ 8e Linux LVM
コマンド・プロンプトで、wと入力します。例:
Command (m for help): w
次が表示されます。
The partition table has been altered! Calling ioctl() to re-read partition table. WARNING: Re-reading the partition table failed with error 16: Device or resource busy. The kernel still uses the old table. The new table will be used at the next reboot. Syncing disks.
次のアクションを実行して、仮想マシンを再起動します。
Oracle VM Managerに接続します。
サーバーおよびVMタブを選択します。
左側のペインで「サーバー・プール」を開いて、仮想マシンを含むサーバー・プールを選択します。
仮想マシンを右クリックして、「再起動」を選択します。
物理ボリュームを作成するには、次のコマンドを入力します。
# pvcreate /dev/xvdb1
次のような出力が表示されます。
Writing physical volume data to disk "/dev/xvdb1" Physical volume "/dev/xvdb1" successfully created
ボリューム・グループVolGroup00を物理ボリューム/dev/xvdb1に拡張するには、次のコマンドを入力します。
# vgextend VolGroup00 /dev/xvdb1
次のような出力が表示されます。
Volume group "VolGroup00" successfully extended
論理ボリュームLogVol00を拡張するには、次のコマンドを入力します。
# lvextend -l +100%FREE /dev/VolGroup00/LogVol00
次のような出力が表示されます。
Extending logical volume LogVol00 to 105.22 GB Logical volume LogVol00 successfully resized
ファイル・システムのサイズを変更するには、次のコマンドを入力します。
# resize2fs /dev/VolGroup00/LogVol00
次のような出力が表示されます。
resize2fs 1.39 (29-May-2006) Filesystem at /dev/VolGroup00/LogVol00 is mounted on /; on-line resizing required Performing an on-line resize of /dev/VolGroup00/LogVol00 to 28481536 (4k) blocks. The filesystem on /dev/VolGroup00/LogVol00 is now 28481536 blocks long.
サイズを変更したルート・パーティションを確認するには、次のコマンドを入力します。
# df -h
次のような出力が表示されます。
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00 106G 2.9G 97G 3% //dev/xvda1 244M 35M 197M 15% /boottmpfs 50G 0 50G 0% /dev/shm/dev/mapper/VolGroup00-LogVol02 97M 5.6M 87M 7% /shared_agent_instance_home