この章では、Oracle Exadata Database Machineの様々なメトリックのアクセス方法および次を含む主要なメトリックの例について説明します。
Oracle Exadata Database Machineの使用可能なメトリックの完全なリストは、『Oracle® Enterprise Manager Oracle Database Plug-inメトリック・リファレンス・マニュアル』の「Oracle Exadata」の章を参照してください。
https://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e25160/oracle_exadata.htm#BABFDHBG
使用可能なExadataメトリックにアクセスするには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから「Exadata」を選択します(図7-1)。
「Oracle Exadataデータベース・マシン」ページで、リストからExadata Database Machineを選択します。
「ターゲット・ナビゲーション」ツリーで、「Exadataグリッド」を展開して、Exadata Storage Serverを選択します(図7-2)。
「ストレージ・サーバー」ページで、「Exadata Storage Server」メニュー、「モニタリング」、「すべてのメトリック」の順に選択します(図7-3)。
「すべてのメトリック」ページで、様々なメトリックを使用できます。メトリックを選択するか、クリックして使用可能なメトリック詳細を展開します。
このメトリック・カテゴリには、セル内のハード・ディスクまたはフラッシュ・ディスクを対象として集計されたメトリックが含まれます。「すべてのメトリック」ページからこのメトリックを選択して、図7-4に示すように上位レベルのサマリーを生成します。
「すべてのメトリック」ページの「Exadataフラッシュディスクおよびハードディスク集計メトリック」を展開して、セル・ディスクの読取りバイト平均数を示す「平均セルディスク読取りスループット」(図7-5)やセルディスクの合計の入力/出力の負荷を示す「合計セルディスクIO負荷」(図7-6)などの様々なメトリック詳細を表示します。
このメトリック・カテゴリには、CPU使用率やメモリー使用率など、各セルのセル・レベルで収集されたパフォーマンス・メトリックなどが含まれます。「すべてのメトリック」ページからこのメトリックを選択して、図7-7に示すように上位レベルのサマリーを生成します。
「すべてのメトリック」ページの「Exadataセル・メトリック」を展開して、CPU使用率の情報を示す「CPU使用率」(図7-8)やIORMを構成して達成する最適化の目標(たとえば、OLTP指向データベースの「低遅延」または「平均化」、データ・ウェアハウスの「高スループット」)を示す「ディスクI/Oの目標」(図7-9)などの様々なメトリック詳細を表示します。