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Trusted Extensions ユーザーズガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

Trusted Extensions でデバイスを割り当てる

「デバイスを割り当てる」メニュー項目を使用して、デバイスを自分専用にマウントして割り当てることができます。デバイスを割り当てないまま使おうとすると、「アクセス権がありません」というエラーメッセージが表示されます。

始める前に

デバイスを割り当てるには承認が必要です。

  1. トラステッドパスメニューから「デバイスを割り当てる」を選択します。
  2. 使用するデバイスをダブルクリックします。

      現在のラベルで割り当てが許可されているデバイスが「使用可能デバイス」に表示されます。

    • audion – マイクロフォンとスピーカーを表します

    • cdromn – CD-ROM ドライブを表します

    • mag_tapen – テープドライブ (ストリーマテープドライブ) を表します

    • rmdiskn – JAZ ドライブや ZIP ドライブなどのリムーバブルディスク、または USB ホットプラグ対応メディアを表します

    次のダイアログボックスは、ユーザーがデバイスの割り当てを承認されていないことを示しています。


    image:図は、ユーザー sharonr が、大域ゾーンでのデバイス割り当てを一切承認されていないことを示しています。
  3. デバイスを選択します。

    「使用可能デバイス」リストから「割り当てられたデバイス」リストにデバイスを移動します。

    • 「使用可能デバイス」リストのデバイス名をダブルクリックします。
    • または、デバイスを選択してから割り当てボタン (右向き矢印) をクリックします。

    この操作で clean スクリプトが起動されます。clean スクリプトは、ほかのトランザクションからのデータが媒体に残るのを防ぎます。

    デバイスには、現在のワークスペースのラベルが適用されます。このラベルは、デバイスの媒体に転送される、またはデバイスの媒体から転送されるすべてのデータのラベルよりも優位である必要があります。

  4. 画面の指示に従います。

    指示により、媒体のラベルが正しいことが確認されます。たとえば、マイクロフォンの使用に関して次の指示が表示されます。


    image:図は、使用していないときはマイクロフォンをオフにするようユーザーに指示するダイアログボックスを示しています。

    次にデバイスがマウントされます。この段階で、デバイス名が「割り当てられたデバイス」リストに表示されます。これで、このデバイスがユーザー専用のデバイスとして割り当てられました。

トラブルシューティング

使用するデバイスがリストに表示されない場合は、管理者に確認してください。デバイスがエラー状態にあるか、だれかが使用中である可能性があります。あるいは、そのデバイスの使用を承認されていない可能性があります。

別の役割のワークスペースや、異なるラベルのワークスペースに切り替えた場合、割り当てられているデバイスはそのラベルでは機能しません。デバイスを新しいラベルで使用するには、まず最初のラベルでデバイスの割り当てを解除してから、新しいラベルでデバイスを割り当てる必要があります。デバイスマネージャーを別のラベルのワークスペースに移動すると、「使用可能デバイス」リストと「割り当てられたデバイス」リストの内容も、状況に合わせて変化します。

ファイルブラウザウィンドウが表示されない場合は、ウィンドウを手動で開き、ルートディレクトリ (/) に移動します。このディレクトリで、割り当てたデバイスに移動して内容を表示します。