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Oracle® Solaris 11.3 デバイスドライバの記述

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更新: 2016 年 11 月
 
 

システム構成セクション

このファイルの [System_Configuration] セクションは、Oracle Solaris PCIe フレームワークによって解釈されます。認識されないキーワードにはエラーのフラグが付けられます。[System_Configuration] セクションは、ファイル全体で 1 つだけ存在し、ファイルの先頭に存在している必要があります。

[System_Configuration] セクションは一連のサブセクションから構成されます。各サブセクションには、一意のテキストラベルが 1 つと、そのあとに、対象デバイスに一致する二重角括弧で囲まれたフィルタのリストが含まれている必要があります。各サブセクションの内容は、一致したデバイスのそれぞれに対してフレームワークが実行するアクションのリストです。次に例を示します。

[System_Configuration]
     new_e1kg_driver [[id=0x8086,0x1000,,0x108e,]] [[classcode=0x020000]]
     num-vf=4

二重括弧内のフィルタは、デバイス ID 0x1000、Sun のサブシステムベンダー ID、およびネットワークコントローラクラスコードを持つ、システム内のすべての Intel デバイスに一致します。Oracle Solaris はデバイスの VF 数を 4 に設定します。


注 - フィルタ内でデバイスパスを使用すれば、フィルタのスコープを単一のデバイスインスタンスに絞り込むことができます。