Data Protection Manager の暗号化鍵を設定する

Oracle FS Data Protection Manager (DPM) の暗号化鍵はいつでも設定できます。新しい鍵を作成すると、その暗号化鍵を使ってデータが再度暗号化されます。
  1. 「マネージャー」メニューの「暗号化鍵の更新」をクリックします。
  2. 「暗号化鍵の更新」ダイアログボックスで、暗号化値を入力してから「OK」をクリックします。1 文字以上入力する必要があります。暗号化値に関するその他のデータ入力要件はありませんが、ユーザーの社内で確立されたセキュリティーポリシーに従うべきです。
    結果:DPM は鍵を格納し、その鍵を使ってデータの暗号化や復号化を行います。

既存の暗号化鍵を変更すると、セキュリティー保護されたデータがすべて、その新しい暗号化鍵を使って再度暗号化されます。

注:

暗号化鍵が格納されるデータベースには、ほかの DPM 情報も格納されます。DPM がこのデータベースを管理します。このデータベースが削除されると、すべてのデータが失われ、DPM はまるで新たにインストールされたかのように起動されます。既存のチェックポイントや永続性ルールは失われます。このデータベースでは、ユーザーが手動で変更することは想定されていません。