マルチホップレプリケーションは、ソースLUNからターゲットLUNへの同期レプリケーション、およびそのターゲットLUNから追加のターゲットLUNへの 2 つ目の非同期レプリケーションを提供します。
マルチホップレプリケーションには、同期と非同期の両方の容量ベースのライセンスが必要です。最初のレプリケーションの同期ホップは、同じ物理的場所にあるか、DWDM を使用して SAN ファブリックが拡張されているサイト間で、同じ SAN ファブリックに接続されている 2 台のOracle FS System間で行われます。レプリケーションの 2 番目のホップは、最初の同期ホップのターゲットOracle FS Systemから、WAN を使用して接続されているリモートの場所への非同期になります。
マルチホップは、ソース LUN から 1 つのターゲット LUN にデータをレプリケートします。次に、このセカンダリターゲット LUN が 3 番目の LUN にレプリケートされます。
1 対多は、プライマリサイトのソース LUN から、複数の場所にある複数のターゲットにデータをレプリケートします。
たとえば、マルチホップレプリケーション構成は、プライマリサイトに同期レプリケーション関係で設定されたOracle MaxRep レプリケーションエンジンと 2 台のOracle FS Systemから構成されます。さらに、セカンダリサイトの別のレプリケーションエンジンとOracle FS Systemは、プライマリサイトのセカンダリOracle FS Systemと非同期レプリケーション関係で設定されます。
アプリケーションホストからのデータがプライマリサイトのソース LUN に書き込まれると、レプリケーションエンジンはプライマリサイトにある別のOracle FS System上のセカンダリ LUN にすべてのデータ変更をレプリケートします。これはマルチホップレプリケーションの同期ホップです。
同期レプリケーションでのターゲットLUNは、マルチホップソリューションの非同期ホップに対して、ソースLUNとして機能します。書き込みが同期レプリケーションのターゲットLUNに受け取られると、そのデータとメタデータのコピーがセカンダリサイトに存在するOracle FS Systemに送信されます。
- 凡例
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1 プライマリサイト 7 プライマリOracle FS System 2 セカンダリサイト 8 保持 LUN 3 ホスト 9 構成ファイル用のバックアップ LUN 4 レプリケーションエンジン 10 ソース LUN 5 ホーム LUN 11 セカンダリOracle FS System 6 DWDM 接続 12 ターゲット LUN