Oracle MaxRep for SANは、信頼できるデータ保護と回復のために、いくつかの重要なハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントに依存しています。
Oracle MaxRep for SANには次のコンポーネントが含まれます。
Oracle FS Systemは、ポリシーベースのサービス品質テクノロジを使用して、ファイバチャネル (FC) または iSCSI ストレージエリアネットワーク上でアプリケーションストレージを使用するアプリケーション対応ストレージソリューションです。レプリケーションプロセスは保護されたLUNへの書き込み操作を受け付けるOracle FS Systemによって開始され、書き込み操作をレプリケーションのためにOracle MaxRep レプリケーションエンジンに転送します。
レプリケーションエンジンはレプリケーションおよび回復プロセスを管理し、モニターする帯域外オフロードエンジンです。レプリケーション操作をガイドする保護計画を作成します。Web ベースのGUIを使用すると、保護計画を作成、モニター、および回復できます。使用率および傾向分析レポートおよびアラートもレプリケーションエンジンによって管理されます。
オプションのOracle MaxRepエージェントはアプリケーションホストにインストールされ、スケジュールされた単位で、アプリケーション整合性ブックマークを発行できます。
レプリケーションエンジンクラスタは、Oracle MaxRepソリューションのオプションのコンポーネントです。このコンポーネントは、アクティブレプリケーションエンジンの障害発生時に引き継ぐ準備ができているパッシブレプリケーションエンジンを含む高可用性機能です。
 
 | 1 プライマリOracle FS System | 6 広域通信網 (WAN) | 
| 2 ローカルセカンダリOracle FS System | 7 リモートレプリケーションエンジン | 
| 3 レプリケーションエンジン | 8 リモートホスト | 
| 4 ホスト | 9 ファブリック (FC) または LAN (iSCSI) | 
| 5 ファブリック (FC) または LAN (iSCSI) | 10 リモートセカンダリOracle FS System |