保護計画の前提条件

保護計画を作成する前に、システムがLUNをレプリケートできる準備が整っていることを確認します。

システム内の次の項目に対処していることを検証します。
Oracle FS System
  • 同期レプリケーションの場合、ソースおよびターゲットOracle FS Systemを同じOracle MaxRep レプリケーションエンジンに登録します。

  • 非同期レプリケーションの場合、ソースOracle FS Systemをプライマリレプリケーションエンジンに登録し、ターゲットOracle FS Systemをセカンダリレプリケーションエンジンに登録します。

レプリケーションエンジンポート
次の各ポートタイプのうち少なくとも 1 つでレプリケーションエンジンポートを構成します。
  • イニシエータポート

  • ターゲット LUN マッピング用のイニシエータポート

  • ターゲットポート

レプリケーションエンジンポートをOracle FS System コントローラポートにゾーニングします。
  • 同期レプリケーションの場合、レプリケーションエンジンの 4 個の物理 HBA ポートすべてと 16 個の NPIV ポートすべてが、プライマリおよびセカンダリ Oracle FS System の各 SAN ポートにゾーニングされる必要があります。

  • 非同期レプリケーションの場合、プライマリレプリケーションエンジンの 4 個の物理 HBA ポートすべてと 16 個の NPIV ポートすべてが、プライマリ Oracle FS System の各 SAN ポートにゾーニングされる必要があります。また、セカンダリレプリケーションエンジンの 4 個の物理 HBA ポートすべてと 16 個の NPIV ポートすべてが、セカンダリ Oracle FS System の各 SAN ポートにゾーニングされる必要があります。

  • 1 つのイニシエータを 1 つのターゲットへゾーニングすることをベストプラクティスとしてお勧めします。1 つのイニシエータをゾーニングすることが常に要件であることに注意してください。

保持 LUN

保持 LUN を適切なサイズに構成し、「設定」タブの「MaxRep 用ツールキット」オプションを使用してターゲットレプリケーションエンジンにマップされていることを確認します。

ソースおよびターゲット LUN
レプリケーションペアを形成するソースおよびターゲットLUNを識別します。
注: 保護計画は、ターゲットLUNのホストマッピングを削除します。ソース LUN へのマッピングは、保護計画の影響を受けません。