論理ボリュームに対する I/O 操作要求が順次アクセス、ランダムアクセス、またはこの 2 種類のアクセスが混在するバランス型アクセスのいずれかに偏ることがあります。このような要求の偏りを (I/O バイアスプロパティーとともに) 利用してボリュームのパフォーマンスを最適化できます。
サービス品質 (QoS) プロパティーとしてのアクセスバイアスは、ボリューム内のデータがアクセスされる際に主に使用される、想定されるパターンをシステムに提示するものです。
- 順次
-
読み取りリクエストおよび書き込みリクエストによるデータの操作が、主に物理的な順序でレコードに順々にアクセスすることによって行われることを示します。
- ランダム
-
読み取りリクエストおよび書き込みリクエストによるデータの操作が、主に任意の順序でレコードにアクセスすることによって行われることを示します。
- 混在
-
読み取りリクエストおよび書き込みリクエストによるデータの操作が、順次に行われる場合とランダムに行われる場合があることを示します。
注: アクセスバイアスは最適化のバイアスを指定します。指定された方法でアクセスすることをすべてのデータ操作に求めるものではありません。