消失データの回復に役立つように、元のユーザーデータに 1 セットのパリティービットを追加して格納します。1 台のドライブに障害が発生しても、データへのアクセスが維持されます。シングルパリティーは、RAID 5 テクノロジを使って実装され、パフォーマンス型メディアを指定するストレージクラスのデフォルトの冗長レベルになります。
消失データの回復に役立つように、元のユーザーデータに 2 セットのパリティービットを追加して格納します。2 台のドライブに同時に障害が発生しても、データへのアクセスが維持されます。ダブルパリティーは、RAID 6 テクノロジを使って実装され、容量型メディアを指定するストレージクラスのデフォルトの冗長レベルになります。
ドライブグループとは次のものです: すべてが同じドライブエンクロージャーに収容されている、同じストレージクラスのドライブのコレクションを管理する論理オブジェクト。ドライブグループ内のドライブの数は、ドライブタイプによって異なります。ハードディスクドライブ (HDD) を含むドライブグループは、12 台のドライブから構成されます。ソリッドステートドライブ (SSD) を含むドライブグループは、6 台のドライブから構成されます。
最高: 4 つのドライブグループ
高: 4 つのドライブグループ
中: 3 つのドライブグループ
低: 2 つのドライブグループ
アーカイブ: 2 つのドライブグループ
単一階層ボリュームのストライピングに Oracle FS System が使用するドライブグループの数が、前述のリストの数より少なくなる場合があります。使用するドライブグループの数が少なくなる可能性があるのは、ストレージドメイン内の多くのドライブグループに空き容量がほとんどないか、または空き容量がないなどの場合です。これらのいずれかの状況が発生した場合、新しいボリュームの複数のストライプが同じドライブグループ内で割り当てられることがあり、ボリューム全体のパフォーマンスが低下します。
通常よりも少ない数のドライブグループにボリュームがストライピングされているためにパフォーマンスが低下している場合、ストレージドメインにドライブグループを追加すると、ボリュームに高いパフォーマンスを再構築できます。
ドライブグループを追加すると Oracle FS System が割り当てのリバランスを行うため、適切な数のドライブグループがボリュームで使用されるようになります。リバランスは、ドライブグループ内の過剰なストライプを新しく追加したドライブグループに移動することで行われます。