ネットワークインタフェース

Oracle FS System 管理ネットワークインタフェースを構成し、顧客ネットワーク上のデバイスと正しく通信できるようにします。

システムネットワークの構成は次のタイプの通信に影響します。
  • パイロット と顧客ネットワーク上にあるその他のデバイスの間の管理トラフィック

  • アラート、システムイベント通知、およびパスワード回復情報の電子メールサーバーへの送信

管理インタフェースは顧客管理ネットワークと Oracle FS System パイロット 間の接続を提供します。次のいずれかの方法を使用して、パイロット 上の管理インタフェースに IP アドレスを割り当てることができます。
  • Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) を使用すると、パイロット の起動時にパブリック IP アドレスが動的に割り当てられます。このアドレスは Oracle FS System. のパブリック IP アドレスにのみ適用されます。DHCP は個々のパイロット CU アドレスではサポートされません。

  • 静的 IP アドレスを使用すると、永続的なパブリック IP アドレスが Oracle FS System に割り当てられ、一意の IP アドレスが各 パイロット に割り当てられます。パブリック IP アドレスにアクセスできない場合、管理クライアントはアクティブな パイロット の一意の IP アドレスのいずれかにアクセスできます。

プライマリおよびセカンダリ DNS サーバーは次の Oracle FS System 機能に対する名前解決を提供します。
  • コールホーム

  • 電子メール

  • パスワード回復

コールホーム機能を有効にすると、Oracle FS System から Oracle コールホームサーバー (callhome.support.pillardata.com) に次のタイプの情報を送信できるようになります。
  • システムログバンドル (Oracle カスタマサポートが使用します)

    • システムステータス

    • システム構成情報

    • システム統計

    • 内部システムログ

  • システムイベント通知 (Oracle 自動サービスリクエスト (ASR) で使用されます)

    • システムステータス

    • システム構成情報

コールホーム情報を送信するときに、パイロット は DNS サーバーを使用して受信者名を解決します。

プライマリ DNS サーバーおよびセカンダリ DNS サーバーを定義できます。システムは、プライマリ DNS サーバーを使用してホスト名を IP アドレスに解決します。プライマリサーバーに到達できない場合、システムはセカンダリ DNS サーバーを使用します。