ソフトウェア更新オプション

更新を実行するために、特定のシステム状態を無視することを選択できます。

次の場合は、特定のシステム状態を無視することを選択できます。

通常のソフトウェア更新と中断を伴うソフトウェア更新のどちらを実行する場合でも、システム状態を無視したり、コントローラを強制シャットダウンしたり、以前に失敗したソフトウェア更新をオーバーライドすることを選択できます。次のオーバーライドから選択します。

互換性を無視します
システム構成を修正する試みがすべて失敗し、リリースノート、My Oracle Support のナレッジ記事、または Oracle カスタマサポートから検証を無視するよう指示された場合にのみ、互換性マトリックス検証の無視を選択するようにしてください。
コントローラの停止
データアクセスを中断し、システムを強制的に再起動します。コントローラがシャットダウンされ、新しいソフトウェアがインストールされて再起動します。このオプションはリリースノート、My Oracle Support のナレッジ記事、または Oracle カスタマサポートから指示された場合のみ使用してください。
ハードウェアのステータスを無視します (パイロットを除く)
1 つのドライブに障害が発生した場合など、問題の程度が軽いシステムを更新するときに使用します。問題がコントローラで発生している場合は、リリースノートまたは Oracle カスタマサポートから指示された場合を除き、このオプションは使用しないでください。
システムアラートを無視します
このオプションを選択していない場合、システムアラートがある場合にすべてのタイプの更新が阻止されます。電子メール障害、コールホーム障害、FTP サーバー障害、無効な要求された構成変更によるタスク失敗など、システムの動作に影響しない問題のシステムアラートは通常の更新には影響しません。
トポロジ問題やハードウェア条件に関するシステムアラートの場合は、Oracle カスタマサポートに連絡するか、問題を解決してから通常の更新を実行してください。
重要! このオプションを使用する前に、必ずすべてのシステムアラートの詳細を確認してください。
現在の要求を無視します
ログ収集やコールホームなど、進行中の パイロット ソフトウェアタスクを取り消すときに使用します。ストレージ、ホストアクセス、またはシステムソフトウェアを変更するようなタスクの場合は、Oracle カスタマサポートからの指示なしにこのオプションを使用しないでください。システムは実行中のタスクが完了するまで最大 10 分間待機します。このオプションを選択しなかった場合、更新以外のタスクが 10 分以内に終了しないと、更新は操作プールのドレインに失敗しましたのエラーで失敗します。
以前に失敗したソフトウェア更新をオーバーライドします
以前のソフトウェア更新の失敗の原因になった問題を解決したあとにソフトウェア更新を再試行する場合に使用します。このオプションを使用しても更新による中断は発生しません。Oracle カスタマサポートからの指示なしに、ソフトウェア更新にこのオプションを複数回使用することは避けてください。