ソフトウェア更新を実行する前に、通常のソフトウェア更新がどれであるかを把握しておく必要があります。Oracle FS System は Oracle FS1-2 コントローラソフトウェアと パイロット ソフトウェアの両方と、該当する場合は パイロット OS をインストールすることで通常のソフトウェア更新を実装します。
通常の更新ではデータアクセスが数秒中断します。しかし、システム全体を再起動せずにソフトウェアを更新でき、ソフトウェア更新中もユーザーアプリケーションは Oracle FS System ストレージアレイへのアクセスを失うことはありません。
パイロット がシャットダウンし再起動します。パイロットがシャットダウンすると
Oracle FS System と
Oracle FS System Manager (GUI) の間の接続は切断されます。接続が切断されたことを示すメッセージが表示されたあとにログインパネルが表示され、ここから再度ログインできます。ログインし直しても更新が続いている場合は、「ステータスのサマリー」画面に移動して、
パイロット、
コントローラ、および
ドライブエンクロージャーのステータスを確認できます。
ヒント: システムの全体的なステータスを確認するには「システム情報」画面に移動します。ステータスが「BOOT_STATE_PILOT」の場合、更新はまだ続いています。