ストレージパフォーマンス統計データの概要

ストレージの管理目標とストレージパフォーマンスの比較に役立つ統計データが収集されます。統計データはストレージのパフォーマンス問題をトラブルシューティングする際にも役立ちます。

Oracle FS System が収集する統計データを使用して、次のタスクを実行できます。

次の機能のパフォーマンスデータを入手できます。

統計データはパフォーマンスデータまたはリアルタイムデータのいずれかで表示されます。データは次のように更新されます。

パフォーマンスデータ
パフォーマンスデータは 2 分ごとにリフレッシュされます。パフォーマンスデータの例としては、「SAN」 > 「統計および傾向」 > 「LUN」概要ページに表示されるデータがあります。
リアルタイムデータ
リアルタイムデータは 1 秒ごとにリフレッシュされます。「LUN のリアルタイム統計」グラフはリアルタイムデータの一例です。
注: 「自動画面更新の構成」をデフォルト値の「自動画面更新の有効化」に設定している場合、データは自動的にリフレッシュされます。これを無効にした場合、キーボードで Ctrl-Alt-R の組み合わせを使用して手動でデータをリフレッシュする必要があります。設定を変更するには、「ツール」 > 「自動画面更新の構成」に移動します。
次の統計データにもアクセスできます。
履歴データ
履歴データは最小で直前 1 時間のデータ、または時間または日数で指定した任意の期間のデータを入手できます。履歴データの収集と分析の詳細は、Oracle Flash Storage System 統計ツールのユーザーズガイドを参照してください。
事前定義済みのレポートデータ
統計データはストレージパフォーマンスなどの事前定義レポートをとおして入手することもできます。これらのレポートは「システム」 > 「レポートおよび統計」 > 「生成されたレポート」で入手できます。