ストレージの管理目標とストレージパフォーマンスの比較に役立つ統計データが収集されます。統計データはストレージのパフォーマンス問題をトラブルシューティングする際にも役立ちます。
Oracle FS System が収集する統計データを使用して、次のタスクを実行できます。
- システムパフォーマンスをモニターします
- ポート、ストレージオブジェクト、プロトコル、およびコントロールユニットごとのパフォーマンス詳細を確認します
- パフォーマンスの詳細を分析し、メトリック全般を向上させます
次の機能のパフォーマンスデータを入手できます。
- ドライブグループ
- CPU
- SAN LUN
- SAN コントローラプロトコル
統計データはパフォーマンスデータまたはリアルタイムデータのいずれかで表示されます。データは次のように更新されます。
- パフォーマンスデータ
- パフォーマンスデータは 2 分ごとにリフレッシュされます。パフォーマンスデータの例としては、の概要ページに表示されるデータがあります。
- リアルタイムデータ
- リアルタイムデータは 1 秒ごとにリフレッシュされます。「LUN のリアルタイム統計」グラフはリアルタイムデータの一例です。
注: 「自動画面更新の構成」をデフォルト値の「自動画面更新の有効化」に設定している場合、データは自動的にリフレッシュされます。これを無効にした場合、キーボードで Ctrl-Alt-R の組み合わせを使用して手動でデータをリフレッシュする必要があります。設定を変更するには、に移動します。
次の統計データにもアクセスできます。
- 履歴データ
- 履歴データは最小で直前 1 時間のデータ、または時間または日数で指定した任意の期間のデータを入手できます。履歴データの収集と分析の詳細は、Oracle Flash Storage System 統計ツールのユーザーズガイドを参照してください。
- 事前定義済みのレポートデータ
- 統計データはストレージパフォーマンスなどの事前定義レポートをとおして入手することもできます。これらのレポートはで入手できます。