システム停止ポイントを管理する

停止ポイントを診断目的で有効化できます。停止ポイントは、Oracle FS System の起動シーケンスを指定されたコンポーネントステップで一時停止し、ユーザーが各種診断タスクを実行できるようにします。

注意
システム停止ポイントは、トラブルシューティングのためにのみ使用してください。システム停止ポイントは、情報を収集するか、またはそれ以外の方法では実現できない状態のクリアを行うために使用されます。Oracle カスタマサポートからの支援なしで停止ポイントを設定またはクリアしないでください。システム停止ポイントを管理できるのは、プライマリ管理者とサポート管理者だけです。
  1. 「サポート」 > 「システム停止ポイント」に移動します。
  2. 「アクション」 > 「停止ポイントの管理」を選択します。
    結果:

    システムは使用可能な停止ポイントを表示します。システムは、「停止ポイントで一時停止中」列の起動シーケンスが停止した位置に、チェックマークを表示します。

  3. (オプション) システムを停止させるステップごとに「アクティブ」ボックスを選択します。
    注: システム上で最大 8 個の停止ポイントを有効化できます。

    結果:
  4. (オプション) リスト内のアクティブな停止ポイントをすべて削除するには、「クリア」をクリックします。
    アクティブな停止ポイントをすべてクリアした場合、システムに処理の続行を指示したときに、システムは追加のシステム停止を一切行わずに起動プロセスを再開できます。
  5. 1 つ以上の停止ポイントを選択した場合、「OK」をクリックします。

選択した停止ポイントが「システム停止ポイント」概要ページに表示されます。

システムを再起動すると、システムは指定された停止ポイントで一時停止します。「システム停止ポイント」概要ページでは、「停止ポイントで一時停止中」列のシステムが一時停止している位置に、チェックマークが表示されます。ユーザーは診断タスク (ログの収集やシステムテーブルの内容の確認など) を実行できます。それらのタスクが完了したら、起動プロセスを続行するようシステムに指示できます。