Oracle FS System 上で実行されているすべてのソフトウェアを体系的にシャットダウンするには、シャットダウンオプションを使用します。ソフトウェアのシャットダウンが完了したら、ハードウェアの電源を切っても安全です。
Oracle FS System は多くのハードウェアコンポーネントやソフトウェアプロセスから構成されていますが、それらはほかのコンポーネントやプロセスに依存しています。すべての依存関係が満たされ、かつ Oracle FS System が適切な順序でシャットダウンされるようにするには、「シャットダウン」オプションを使用します。
システムがシャットダウン状態になっている間も Oracle FS System Manager (GUI) は実行されており、アクセス可能です。GUI から実行可能なアクションは、システムステータスの表示、ログの収集、Oracle FS System の再起動だけです。
- Oracle FS System Manager (GUI) からを選択します。
結果:システムによってシャットダウン確認ダイアログが表示されます。
重要! シャットダウンすると、すべてのソフトウェアプロセスが停止され、データパスが閉じられます。システムがシャットダウンされている間、ユーザーはデータにアクセスできなくなります。
- シャットダウン確認ダイアログの情報に目を通します。
- システムをシャットダウンするには、「OK」をクリックします。
システムステータスのアイコンが、「シャットダウンの準備」というメッセージを含む黄色の三角形に変わります。引き続きシステムによってすべてのソフトウェアプロセスがシャットダウンされますが、GUI は実行されたままになります。ソフトウェアのシャットダウンが完了すると、「システム情報」ページに「シャットダウン」と表示されます。
システムを再起動する準備が整ったら、アクションを使用します。
シャットダウンが失敗すると、シャットダウンエラーを示すシステムアラートがシステムによって表示されます。そのシステムアラートでは、システムを強制的にシャットダウンするオプションが提供されます。
注意
強制シャットダウンアクションを使用すると、データが失われます。
システムを強制的にシャットダウンするオプションを使用するのは、どうしても必要な場合だけにしてください。たとえば、設備の電源を切断する必要があり、システムをシャットダウンする場合などです。