データのインポート時、データの変換に使用されたマッピングは、視点(POV)ごとにTDATAMAPSEG表にアーカイブされます。大量のマップを使用している場合、この表のサイズは時間の経過とともに増大するため、データ・インポート・プロセス時にパフォーマンス問題を引き起こす可能性があります。パフォーマンスを改善するために、TDATAMAPSEG表からデータをアーカイブできます。
リリース11.1.1.2.4.220では、新しいビューTDATAMAPSEG_ALLが使用できます。このビューは、ユーザー・インタフェースでマッピングを表示するために使用します。
TDATAMAPSEG表およびARCHIVE表が含まれるようにビュー定義を変更できます。次に示すサンプル・スクリプト・セットでは、Oracleデータベースでのデータのアーカイブ方法およびビューの作成方法を示します。
/* Archive the existing table */
RENAME TDATAMAPSEG TO TDATAMAPSEG_ARCHIVE1
;
/* Create a new table */
CREATE TABLE TDATAMAPSEG
AS
SELECT *
FROM TDATAMAPSEG_ARCHIVE1
WHERE 1=2
;
/* Drop existing view */
DROP VIEW TDATAMAPSEG_ALL
;
/* Create a view which is UNION of base table and archive table */
CREATE VIEW TDATAMAPSEG_ALL AS
SELECT * FROM TDATAMAPSEG
UNION ALL
SELECT * FROM TDATAMAPSEG_ARCHIVE1
;
同様のプロセスをSQL Serverで使用できます。一定期間にわたって複数のアーカイブ表を作成できるため、必要に応じてビューを変更できます。