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Oracle® Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition管理者ガイド

E79716-02
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データ・マッピングのインポート

メンバー・マッピングは、ソース値に基づいて各ディメンションのターゲット・メンバーを導出するために使用されます。データ・ロード時にメンバー・マッピングが参照されることにより、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionは、ターゲット・アプリケーションにロードされるデータをディメンション化する方法を決定できます。メンバー・マッピングでは、単一ディメンション内のソース・メンバーとターゲット・ディメンション・メンバー間の関係が定義されます。メンバー・マッピングは、ターゲット・ディメンションごとに作成する必要があります。

選択したExcelファイル、.CSVファイルおよび.TXTファイルから、メンバー・マッピングをインポートできます。また、テキスト・ファイルに新しいマッピングを作成してインポートすることも可能です。メンバー・マッピングのインポートでは、ターゲット・メンバーに対する検証または検証なしオプションとともに、マージ・モードまたは置換モードもサポートします。

RESTリソース

POST /aif/rest/{api_version}/jobs

リクエスト

サポートされているメディア・タイプ: application/json

次の表に、クライアント・リクエストをまとめます。

表B-5 パラメータ

名前 説明 タイプ 必須 デフォルト
api_version 使用しているAPIのバージョン(V1など) パス あり なし
jobType ジョブ・タイプMAPPINGIMPORT パス あり なし
jobName

特定のディメンションをインポートする場合はディメンション名(ACCOUNTなど)、またはすべてのディメンションをインポートする場合はALL

パス あり なし
fileName マッピングのインポート元となるファイルおよびパス。ファイル形式は、.CSV、.TXT、.XLSまたは.XLSXのいずれかです。ファイルは、インポートする前に、受信ボックスまたは受信ボックスのサブディレクトリにアップロードする必要があります。ファイル・パスに受信ボックスを含めます(例: inbox/BESSAPPJan-06.csv) パス あり なし
importMode インポート・モード: MERGE (新しいルールの追加または既存ルールの置換の場合)またはREPLACE (インポート前に以前のマッピング・ルールをクリアする場合) パス いいえ MERGE
validationMode 検証モードを使用する(true)か否か(false)。trueを入力すると、ターゲット・メンバーがターゲット・アプリケーションに対して検証されます。falseを入力すると、検証せずにマッピング・ファイルがロードされます。検証プロセスはリソース集中型で検証モードfalseより時間がかかります。ほとんどのカスタマが選択するオプションはfalseです。 パス いいえ false
locationName マッピング・ルールがロードされるFDMEEのロケーション。マッピング・ルールはFDMEEのロケーションに固有です。 パス いいえ なし

リクエスト本体の例

次に、JSON形式のリクエスト本体の例を示します。

{
"jobType":"MAPPINGIMPORT",
"jobName":"ACCOUNT"
"fileName":"inbox/BESSAPPJan-06.csv",
"importMode":"MERGE",
"validationMode":"false",
"locationName":"BESSAPP"
}

サンプル・コードについては、データ・ルールの実行で示されているコード・サンプルを参照してください。

レスポンス

次の表に、レスポンス・パラメータをまとめます。

表B-6 パラメータ

名前 説明

jobId

FDMEEでジョブに対して生成されたプロセスID (1880など)

jobStatus

ジョブ・ステータス(RUNNINGなど)

logFileName

この実行のエントリが含まれるログ・ファイル(outbox/logs/BESSAPP-DB_1880.logなど)

outputFileName

出力ファイルが生成された場合はそのファイル名、それ以外の場合はnull

processType

実行されたプロセスのタイプ(IMPORT_MAPPING)

executedBy

ルールの実行に使用されたユーザーのログイン名(adminなど)

details

アプリケーション・エラーの場合は例外スタック・トレースを、それ以外の場合はnullを返します。

サポートされているメディア・タイプ: application/json

パラメータ

レスポンス本体の例

次に、JSON形式のレスポンス本体の例を示します。

{
"links": 
[
0]
"status":"-1"
"details":"null"
"jobId":"1880"
"jobStatus":"RUNNING",
"logFileName":"outbox/logs/BESSAPP-DB_1880.log",
"outputFileName":"null",
"processType":"IMPORT_MAPPING",
"executedBy":"admin"
}

サンプル・コードについては、データ・ルールの実行で示されているコード・サンプルを参照してください。