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Oracle® Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition管理者ガイド

E79716-02
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アプリケーションレベルのプロファイルの設定

「アプリケーション設定」オプションを使用して、ターゲット・アプリケーションに適用されるアプリケーションレベル・プロファイルを更新またはクリアします。

アプリケーション・レベルのプロファイルを設定するには:

  1. 「設定」タブの「構成」で、「アプリケーション設定」を選択します。
  2. 「アプリケーション設定」「ターゲット・アプリケーション」ドロップダウンで、アプリケーション・プロファイルを適用するターゲット・アプリケーションを選択します。
  3. アプリケーション・レベルのプロファイル設定を選択します。
  4. オプション: 設定をクリアするには、値を選択し、「削除」をクリックします。

    値は表示されなくなりますが、削除されるのは保存した後です。

  5. 「保存」をクリックします。

表1-9 アプリケーション・レベルのプロファイル・オプション

オプション 説明
アプリケーション・ルート・フォルダ

アプリケーション・ルート・フォルダは、このEPMアプリケーションにデータをロードするために使用されるすべてのファイルを格納するルート・フォルダです。EPMアプリケーションごとに別のルート・フォルダを使用できます。

このパラメータに基づいて、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionは、ログ・ファイルや生成されたファイルとレポートをこのルート・ディレクトリ内の適切なフォルダに保存します。この設定手順とは別にパラメータをサーバー上で設定する必要があります。

「アプリケーション・フォルダの作成」ボタンを選択すると、このフィールドに指定したパスでのフォルダ構造の作成がシステムに指示されます。フォルダ構造は次のとおりです(それぞれにサブフォルダが含まれます):

data

inbox

outbox

アプリケーション・レベルのフォルダを指定し、アプリケーション・フォルダの作成オプションを選択すると、スクリプト・フォルダを含むアプリケーション用のフォルダのセットが作成されます。アプリケーションに固有のスクリプトをこのフォルダ内に作成します。これはアプリケーション間で異なるイベント・スクリプトの場合、特に重要です。アプリケーション・レベルのフォルダを設定しない場合は、アプリケーションごとに異なるイベント・スクリプトを使用できません。

Universal Naming Convention (UNC)パスを指定する場合、フォルダの共有アクセス権で、読取り/書込み操作のためのDCOMユーザーへのアクセスを許可する必要があります。Oracle Hyperion Financial ManagementおよびFDMEEが別個のサーバー上にある場合は、アプリケーション・ルート・フォルダにUniversal Naming Convention (UNC)パスを使用します。必要なUNC定義の指定については、サーバー管理者にお問い合せください。

UNCパスを入力しない場合は、絶対パスを入力する必要があります。たとえば、C:\Win-Ovu31e2bfie\fdmeeと指定します

ファイルの文字セット

テキストを作成、保管および表示するためにビット組合せを文字にマッピングする方法を指定します。

各エンコード方式にはUTF-8などの名前が付けられています。各エンコード方式では、それぞれ文字は特定のビット組合せにマッピングされています。たとえば、UTF-8では大文字のAはHEX41にマッピングされています。

イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックして使用可能な文字セットを表示します。

エンコーディングとは、テキストの作成、保管、表示のためにビット組合せを文字にマッピングすることです。

ソース・ファイルがサポートされている形式のいずれでもない場合、エンコーディングをUNICODEに変換します。

デフォルトPOVロケーション

デフォルトPOVのロケーションを指定します。

デフォルトPOV期間

デフォルトPOV期間を指定します。

デフォルトPOVカテゴリ

デフォルトPOVカテゴリを指定します。

ユーザーの言語

FDMEEのユーザーが使用するバージョンのアプリケーションのデフォルト言語を選択します。

ユーザー・インタフェースのテーマ アプリケーションのOracle設計パターンを設定します。

FDMEEは、デフォルトのユーザー・インタフェース値としてBLAF+を使用します。

デフォルト交差レポート

アプリケーション・レベルでデフォルトの交差確認レポートとして使用する交差確認レポートのタイプを指定します。交差確認レポートは、データ・ロード・エラーを特定します。これは、「データ・ロード・ワークベンチ」のデータ検証ステップの一部として生成されます。使用可能なレポートのフォーマットは、動的列フォーマットと固定列フォーマットの2つです。固定列には、最大4つのカスタム・ディメンションが表示されます。

デフォルトの確認レポート

アプリケーション・レベルでデフォルトのレポートとして使用するレポートのタイプを指定します。次にシード済レポートを示しますが、新しいレポートを作成してここに指定できます:

  • 確認レポート - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します(成功または失敗ステータス)。

  • 確認レポートの期間範囲(カテゴリ、開始期間、終了期間) - カテゴリと選択した期間について検証ルールの結果を表示します。

  • 確認レポート検証エンティティ・シーケンス別 - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します(成功または失敗ステータス)。検証エンティティ・グループに定義されたシーケンスでソートされています。

  • 確認レポート(警告) - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します。警告の条件が一致する場合に、検証が検証ルールに記録されて表示されます。このレポートには、検証に合格したルールは表示されません。

イベント・スクリプト実行の有効化

「はい」を選択すると、データのロード前(BefLoad)や検証後(AftValidate)にアプリケーション・イベントの実行が有効になります。「いいえ」を選択すると、アプリケーション・イベントの実行が無効になります。

ログ・レベル

ログに表示される詳細のレベルを指定します。ログ・レベル1を指定すると、詳細が最も少なく表示されます。ログ・レベル5を指定すると、詳細が最も多く表示されます。

ログは、「ログ」リンクを選択すると「プロセスの詳細」に表示されます。

レポート精度の確認

最も重要な数字が一番左の0 (ゼロ)以外の数字で、最も重要でない数字が一番右の既知の数字の場合の四捨五入に使用する10進数の合計数を指定します。

データ・エクスポート・オプション「すべてのデータを上書き」を表示します。

「ルールの実行」画面の「エクスポート・モード」ドロップダウンにすべてのデータを上書きオプションを表示します。

すべてのデータを上書きすることを選択した場合は、次のメッセージが表示されます: 警告: 「すべてのデータを上書き」オプションでは、アプリケーション全体のデータがクリアされます。これは現在の視点に制限されません。このアクションを実行しますか?

マップ監査を使用可能にする

マップ・モニター・レポート(ロケーションのマップ・モニターおよびユーザーのマップ・モニター)用の監査レコードを作成する場合は、「はい」に設定します。この設定のデフォルト値は「いいえ」です。

アクセスしてソース・ドキュメントを開く

FDMEEのランディング・ページにドリルダウンすると、この設定によって「ソース・ドキュメントを開く」リンク(データのロードに使用されたファイル全体を開きます)へのアクセス権が決定されます。

  • 管理者 - 「アクセスしてソース・ドキュメントを開く」リンクは管理者ユーザーに限定されます。

  • すべてのユーザー - 「アクセスしてソース・ドキュメントを開く」リンクはすべてのユーザーが使用できます。「すべてのユーザー」がデフォルト設定です。

マップ・エクスポート・デリミタ

メンバー・マッピングのエクスポート時に、列の区切り記号の値を設定します。

使用可能な区切り記号は次のとおりです。

  • ! (感嘆符)
  • , (カンマ)
  • ; (セミコロン)
  • | (縦線)