データのインポート操作を実行するときは、次の点が重要です:
ドライバ・メンバーのデータ型は、インポートされる値と同じである必要があります。そうでない場合、データ・エラーが発生します。日付フィールドには/DFスイッチでフォーマットを指定する必要があり、ドライバ・メンバーのデータ型は日付型である必要があります。同様に、アプリケーションと指定されたスマート・リストにスマート・リスト値が存在する場合、スマート・リスト・メンバーはスマートリスト・タイプである必要があります。テキスト値は、テキスト型のドライバ・メンバーにバインドする必要があります。
ドライバ・メンバー値を正しく評価するには、ドライバ・メンバー・タイプに加えて、ディメンションの評価順を設定する必要があります。
アウトライン・ロード・ユーティリティのデータをインポートするとき、#missing値はインポートされません。正しいEssbaseセルに#missing値が必ず含まれるように、すべてのデータ・インポートで/ICBコマンドを使用してロードするブロックをクリア(ブロックのセルをすべて#missingに設定)します。/ICBパラメータを使用したEssbaseブロックのクリアを参照してください。
リレーショナル・データベースからデータをインポートするには:
Planningリレーショナル・ストアとEssbaseデータをバックアップします。『Oracle Enterprise Performance Management Systemバックアップおよびリカバリ・ガイド』を参照してください。
次の図は、データベースTest_300AにあるData_Table1という名前のリレーショナル表の例です:
次の図は、Test_300という名前のPlanningフォームの例です:
注意: | 有効な列見出し名はSELECT文の列名から取得され、これはas句で上書きできます。 |
次に、myprop_relational.propertiesという名前のプロパティ・ファイルの例を示します:
/A:TEST_300 /U:admin /IR /RIQ:DATA_QUERY2 /D:Entity DATA_IMPORT_QUERY3 = SELECT Entity ,"DATA LOAD CUBE NAME" as 'Data Load Cube Name',"AUNSPEC" as "aUnspec","ACUR" as "Salary_aCur","ANONCUR" as "aNonCur","APER" as "aPer","ASL" as "aSL","ADATE" as "aDate","ATEXT" as "aText","POINT-OF-VIEW" as "Point-of-View" from Data_Table1 /RIC:Test_300A /RIR:jdbc:weblogic:sqlserver://[scl34390]:1433;DatabaseName=Test_300A /RID:weblogic.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver /RIU:sa /RIP:password
前の手順で作成した.propertiesファイルに対してアウトライン・ロード・ユーティリティを実行します。
たとえば次のコマンドラインを実行すると、Test_300というPlanningアプリケーションで、データベースTest_300Aにあるリレーショナル表Data_Table1からPlanningフォームにデータがインポートされます:
OutlineLoad /CP:c:/myprop_relational.properties
生成されるPlanningアプリケーション・フォームは、次のようになります:
アウトライン・ロード・ユーティリティのデータをインポートするとき、#missing値はインポートされません。正しいEssbaseセルに#missing値が必ず含まれるように、すべてのデータ・インポートで/ICBコマンドを使用してロードするブロックをクリア(ブロックのセルをすべて#missingに設定)します。
たとえば、次の図のACURの値は、空白または#missingです:
生成されるPlanningフォームのaCurの値は、空白または#missingです:
次に、/ICBパラメータを含むmy_prop.propertiesという名前のプロパティ・ファイルの例を示します:
コマンドライン: OutlineLoad /CP:c:/my_prop.properties
プロパティ・ファイル:
/A:DB2APP /U:admin /ICB:e1,"aUnspec,aCur,aNonCur,aPer,aSL,aDate,aText","FY12,Current, BU Version_1, Local,Jan",Plan1 #Use /IRA switch if relational table from which data is imported is in the same relational database as the Planning app (e.g. DB2APP) /IRA /RIQ:DATA_IMPORT_QUERY3 /D:Entity #/C #/M DATA_IMPORT_QUERY3 = SELECT "ENTITY" as "Entity" ,"DATA LOAD CUBE NAME" as "Data Load Cube Name","AUNSPEC" as "aUnspec","ACUR" as "aCur","ANONCUR" as "aNonCur","APER" as "aPer","ASL" as "aSL","ADATE" as "aDate","ATEXT" as "aText","POINT-OF-VIEW" as "Point-of-View" from DataTable1
データをインポートする前に、/SDMパラメータを使用し、アウトライン・ロード・ユーティリティを通じてロード・ディメンションとドライバ・メンバーを設定できます。Planningアプリケーションで、「管理」/「データ・ロードの設定」ユーザー・インタフェースを使用するかわりにこれを使用できます。
次に、/SDMパラメータを含むmy_prop.propertiesという名前のプロパティ・ファイルの例を示します:
コマンドライン: OutlineLoad /CP:c:/my_prop.properties
プロパティ・ファイル:
/A:Test_300 /U:admin /ICB:"aUnspec,aPer","Jan,Feb,Mar","FY12,Current, BU Version_1, Local,e1,Ron",Plan1 #Use /IRA switch if relational table from which data is imported is in the same relational database as the Planning app (e.g. Test_300) /IRA /SDM:Account,"Jan,Feb,Mar",Plan1 /RIQ:DATA_IMPORT_QUERY5 /D:Account DATA_IMPORT_QUERY5 = SELECT Account ,"Data Load Cube Name", Jan,Feb,Mar,"Point-of-View" from Data_Table2
次の例は、リレーショナル表です:
生成されるPlanningアプリケーション・フォームは、次のようになります: