アウトライン・ロード・ユーティリティを使用したデータのエクスポート

myprop_dataexport.propertiesファイルを使用してアウトライン・ロード・ユーティリティを実行すると、Test_300 Planningアプリケーションの/EDDパラメータで指定されている交差に含まれるデータが、/EDパラメータで指定されているc:\ドライブのoutput_file.1-1.csvというフラット・ファイルにエクスポートされます。

myprop_dataexport.propertiesファイル:

/A:Test_300
/U:admin

/ED:c:/output_file
/EDD:aUnspec, "Jan,Feb,Mar","FY12,Current,Local,e1,BU Version_1,Ron",Plan1

/EDおよび/EDDパラメータの詳細は、アウトライン・ロード・ユーティリティのコマンドライン・パラメータを参照してください。

Test_300アプリケーションに次のフォームが含まれる場合、myprop_dataexport.propertiesファイルを使用してアウトライン・ロード・ユーティリティを実行すると、output_file.1-1.csvからoutput_file.n-n.csvまでのフォームのファイルにデータがエクスポートされます。nは生成されるファイルの数です。

Planningアプリケーションからフラット・ファイルにデータをエクスポートするときに使用されるPlanningアプリケーション・フォームの例。

入力としてmyprop_dataexport.propertiesファイルを使用してアウトライン・ロード・ユーティリティを実行するコマンドラインの例を次に示します:

OutlineLoad /CP:c:/myprop_dataexport.properties

output_file.1-1.csvファイル:

Account, Jan, Feb, Mar, Point-of-View, Data Load Cube Name
aUnspec,10, 250, 300, "FY12, Current, BU Version_1, Local, e1, Ron", Plan1

メンバー関数は、/EDDパラメータとともに使用できます。

ロード・ディメンションが従業員、ドライバ・ディメンションが勘定科目の場合、次の文を使用してデータをエクスポートできます:

/EDD:Ilvl0Descendants(John), Ilvl0Descendants(Accounts),"FY12,Current,Local,e1,BU Version_1,Jan",Plan1

データのエクスポートに関する考慮事項:

  • メンバー名にカンマが含まれている場合、データ・エクスポートの実行時にタブ区切りファイルを使用する必要があります。

  • メンバーがいずれかのメンバー・プロパティ(「説明」など)と同じ名前を持つ場合。アウトライン・ロード・ユーティリティのデータ・エクスポートで、予期しない結果が発生することがあります。

  • テキストまたはその他のタイプのデータが、エクスポートされるファイルで表示される方法と同じようにフォームに表示されるように評価順を設定していることを確認してください。

    注意:

    データのエクスポートでは、列ディメンションが密である必要があります。